公開講座等(小阪キャンパス)

2010年2月20日(土)

大学院 人間科学研究科 人間栄養学専攻
「あやしい健康情報とニセ科学〜マスメディアの課題を考える」が開催されました

今年で4回目となる大学院公開講演会は、食の安全と安心に関わるマスメディアの影響についてフリー科学ライターの松永和紀(まつながわき)先生をお招きして、ご講演いただきました。
講演では、講師の新聞記者時代の経験をもとに、マスメディアの取り上げ方の特徴(売れるための記事づくり)と、その事柄を科学的に検証した結果についての説明があり、安全ではあるが、なぜか安心できない心のメカニズムに、マスメディアの報道が大きく影響していることがよく分かりました。
講演終了後も、超満員の会場から、熱心な受講生の質問が相次ぎ、食の安全・安心への関心の強さが伺われました。

参加者の声:
・一見難しいと思われる内容をはっきりとわかりやすく多面的に説明され、目からウロコという感じでした。
・松永先生は、マスメディアの内情を知っていらっしゃるので、この講演に参加してマスメディアとの付き合い方や活用の仕方を学べたように思います。今まではマスメディアに対してあまり良い印象を持っていなかったので、マスメディアへの見方が変わったいい機会になりました。
・フードファディズムの話やこんにゃくゼリーの話が、珍しくインパクトがあるから取り上げられる、などの話がすごく面白かった。インパクトよりも実際に問題となる本質を見極めることが大切だと感じた。
・信じられるのは自分、自分でもっと勉強しなくてはと思いました。

参加人数:182人

 

満員御礼

  
  定員に達したため、お申込みは締め切らせていただきます。
たくさんのお申込みありがとうございました。 
  

講座内容

「食の安全・安心が揺らいでいる」と新聞やテレビ、週刊誌などが報道していますが、果たして本当でしょうか?確かに、様々な問題が頻発していますが、昔の日本や諸外国に比べると、現在の日本の基準は高く、科学的に見ると食の安全性は高まっています。では、なぜ私たちは不安を感じるのでしょうか?ここでは、マスメディアの取り上げ方に注目し、具体事例を基に検討し、対処の方法を探ります。

講師

松永和紀 氏(フリー科学ライター)

詳細

 受講料  : 無料
 定員  : 200名
 対象  : 一般成人及び学生
 日時   : 平成22年2月20日(土) 14:00〜15:30 
 場所  : 大阪樟蔭女子大学 小阪キャンパス
 申込方法  : ハガキまたはFAXに下記の事項をご記入の上、お申し込みください。

 <記入事項> @住所 A氏名(ふりがな)B電話番号
  C「大学院 第4回公開講演会」 参加希望
 <申込先> 〒577−8550 東大阪市菱屋西4−2−26
  大阪樟蔭女子大学 食物栄養学科事務センター
  TEL・FAX 06−6723−8135
                   
下記の「公開講座のお申込み・お問合せ」でもお申込み出来ます。


アクセス方法  : 近鉄奈良線 河内小阪駅 下車 西へ300メートル(徒歩すぐ) 
    ※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮下さい。

開催案内.pdf開催案内.pdf(1.12 MB)
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