学長　新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、穏やかで幸多き新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。

昨年12月の衆議院解散による総選挙での投票率の低調さによって、日本の民主主義体制の危機がさまざまに指摘されています。少数意見を無視し、自らに対する批判的な意見を謙虚に受け止めないリーダーは危険です。学校教育法が改正され、学長の権限が強化されるからこそ、教職員のさまざまな意見を大切にしていきたいと考えています。

大学院人間科学研究科は、臨床心理学専攻、人間栄養学専攻、化粧ファッション学専攻から構成されていますが、「樟蔭」の教育研究体制の特色をしっかり打ち出すためにも、より一層充実した研究指導体制を整えて、社会的なニーズに応えていく所存です。
学生たちが「樟蔭」での学びに誇りと喜びを感じることができ、教職員が「樟蔭」に勤務することに生き甲斐を見出せるような大学にしていきたいと思いますので、今後とも皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。