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インフルエンザの予防について

2016年12月12日

 インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が突然現れます。流行性があり、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が拡がります。日本では、例年12月~3月が流行シーズンです。今年は例年より早く、すでに流行シーズンをむかえています。咳エチケットやうがい・手洗いなどの予防に努めましょう。

予防のポイント

① ワクチン接種
 感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効とされています。効果が出現するまでに2週間程度を要しますので、早めにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられます。
② 咳エチケット
 咳やくしゃみが出るときは、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を覆う、できるだけマスクをする、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗いましょう。
③ 外出後の手洗い等
 インフルエンザウイルスはアルコールによる消毒でも効果が高いので、アルコール製剤による手指衛生も有効です。
④ 適度な湿度の保持
 乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保ちましょう。
⑤ 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
⑥ 人混みや繁華街への外出を控える

もしかかってしまったら

 急な発熱・頭痛・関節痛・筋肉痛・全身のだるさなど、インフルエンザと思われる症状がある場合は、早めに医療機関を受診してください。その結果、インフルエンザと診断された場合は、本学ホームページの「学校感染症について」を参考に、連絡や手続きを行ってください。

感染後の外出は控えましょう

 症状が出てから3~7日間は他の人へうつす可能性が高いので、自宅で安静にしてください。無理せず体力が回復してから大学に登校してください。なお、登校については医療機関の医師の指示に従ってください。

参考:平成28年度 今冬のインフルエンザ総合対策について(厚生労働省) http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/index.html