大阪樟蔭女子大学大学院
【臨床心理学専攻特別企画】Mei-Reiの突撃インタビュー ~教員紹介~ 【臨床心理学専攻特別企画】Mei-Reiの突撃インタビュー ~教員紹介~

Part.7 川上正浩先生

川上正浩教授
川上正浩教授

人間が外界の情報を如何に捉えるかを探る認知心理学を中心に、人が感じる「らしさ」を研究対象にしています。 熟語が醸し出す「単語らしさ」、不思議現象の「確からしさ」など、まだまだ知りたいことがいっぱいです。

Mei-Rei
Mei-Rei

みなさん、元気ですか~!

大阪樟蔭女子大学大学院
臨床心理学専攻の先生たちを、
今日もはりきって紹介しちゃいます!

今回は、川上先生の研究室にお邪魔して
沢山お話を聞きたいと思いま~す。
川上先生、ヨロシクお願いします!
淹れたてのコーヒーまでごちそうになっちゃって、
すみません!

川上正浩
川上正浩先生

いえいえ、よろしく、
何でも聞いてください!

Mei-Rei
Mei-Rei

研究室には、本がいっぱいありますね。
パソコンも、1台、2台、3台…

川上正浩
川上正浩先生

ノートパソコンも入れると、5台ありますね。
ちなみにMacが4台です。

Mei-Rei
Mei-Rei

すごい。いかにも大学の“研究室”って感じ。

学生A
学生A

コンコン、ガチャッ。【学生Aが入ってくる】
「川上先生!レポートでちょっと分からない所があるんですけど…
教えてもらえますか?」

川上正浩
川上正浩先生

いいですよー。でも今、取材を受けているから
ちょっと待っていてくれるかな?

学生A
学生A

【学生A】「ハイ!」

Mei-Rei
Mei-Rei

すみません、学生さんを待たせちゃって。
お忙しいですよね。じゃあ早速いろいろと
お話を聞いていこうと思います。

川上正浩
川上正浩先生

焦らなくていいですからね。

担当授業について

Mei-Rei
Mei-Rei

川上先生のご専門は、認知心理学、と聞いているんですけど
授業ではどんな科目を担当されてるんですか?

川上正浩
川上正浩先生

大学院の担当授業は「心理統計法特論」ですね。

Mei-Rei
Mei-Rei

統計…大学院にも、統計の授業があるんですか?

川上正浩
川上正浩先生

選択科目ですけど、臨床心理学専攻でも、
どんな研究をするかによっては、
統計的な分析をすることがとても有効なんですよ。

Mei-Rei
Mei-Rei

そうなんですか。
でも、統計ってムズかしそう。

川上正浩
川上正浩先生

いや、実際に、自分が利用する場面と照らし合わせて、
統計の手法を理解してもらえるように努力しているので。
大丈夫ですよ。心理学の研究において、
統計はあくまでも手段だと考えているので。

Mei-Rei
Mei-Rei

手段、ですか。

川上正浩
川上正浩先生

料理の専門家になるのに、
包丁の作り方とかは要らないと思ってるので。
でも、どんな包丁が良い包丁か、扱う食材によって
包丁を見極めて使えることは大事ですよね。

臨床心理学の研究でも、適切な統計的分析を使うことで、
テーマとなっている事象について、
スパッ!と見えてくることもある、…って感じかな。

Mei-Rei
Mei-Rei

なるほど、分かります!

研究について

Mei-Rei
Mei-Rei

川上先生ご自身は、どんな研究をされてるんですか?

川上正浩
川上正浩先生

一応、単語の認知過程が研究の中心です。

Mei-Rei
Mei-Rei

ダンゴのミンチ・ソテー?お、美味しそう…。

川上正浩
川上正浩先生

メイ・レイお得意ワザの
“食べ物聞き違え”が出ましたね~。
「単語」の「認知過程」です。
平仮名や漢字などの文字や単語を
どうやって認識しているか、に関する研究ですよ。

Mei-Rei
Mei-Rei

へー単語のニンチ過程ね…。
あ、ハーイ、ハーイ。質問があります!
っていうか、ちょっと相談していいですか?

川上正浩
川上正浩先生

どうぞ。

Mei-Rei
Mei-Rei

私、メイ・レイっていう呼び名は、
正式には「螟蛉」って書くんです。

川上正浩
川上正浩先生

はいはい。

Mei-Rei
Mei-Rei

でも、漢字が難しいから、カタカナで「メイ・レイ」って
書いてもらってるんですけど…なんか、
何となく、上から目線で、偉そうに物言いそうな
音の響きじゃないですか?

川上正浩
川上正浩先生

「命令」ね。

Mei-Rei
Mei-Rei

ん…だから、もっといい呼び名にできないですかね?

川上正浩
川上正浩先生

なるほど。まかせなさい。
そういう時には、漢字を分解すればいいんだな。

Mei-Rei
Mei-Rei

分解?

川上正浩
川上正浩先生

そう。
まず「螟」は、「虫」に「ワ」「日」「六」だよね。
そして「蛉」は、「虫」に「へ」「、」「マ」と書きます。だから、
「ちゅう」「わ」「ひ」「6」「ちゅう」「へ」「、」「ま」。
「チュウワヒ6チュウヘ、マ」ちゃん、と名乗ると、よろしい。

Mei-Rei
Mei-Rei

チ、チュウワヒ…チュウワ…
…あ~、な、なんか、やっぱメイ・レイでも
いいかな~って気がしてきたような~
やっぱ、使いなれてるし~、こ、このままでも、いっかな~。

川上正浩
川上正浩先生

そうね。やっぱり愛着ある方がいいかもね(ニッコリ)。

Mei-Rei
Mei-Rei

(ん?ひょっとして説得された?)

さらに研究について

Mei-Rei
Mei-Rei

えっと、話を戻して…
さっき「一応」単語の認知過程の研究をしてるって話でしたけど?

川上正浩
川上正浩先生

ん~、他の先生方もそうですけど、
関心があって取り組んでいる研究テーマは
他にもいろいろあるんですよ。

不思議現象についての態度や、
最近の大学生に不足しているのではと考えている
「上を目指して努力を重ねる力」についての研究、
大学生活の充実や記憶のメカニズムなどにも興味があるし、
手が広がってる一方です。

最近は方法論のミクスチュアに興味があります。
若い頃は、研究手法は実験一本槍、という感じだったのですが、
評定法の調査や自由記述、新聞記事のデータ(コーパス)や
教科書の目次など、目的に合わせていろんなデータや
その収集方法を組み合わせていけたらな、と考えています。

Mei-Rei
Mei-Rei

うわ~、いろんな包丁が
すっごく揃っている感じですね!
あの研究素材は、これでシュパ!って切る、
そしたら、旨味がジュワ~、みたいなのを想像しちゃう。

川上正浩
川上正浩先生

メイ・レイちゃん、食べ物を使った比喩はピカイチだね…。

大切にしていること

院生B
院生B

コンコン、ガチャ。【院生Bが入ってくる】
「先生~、この分析がどうも分からなくって…
少し見てもらえませんか?」

川上正浩
川上正浩先生

お~、例の研究だね。
ごめん、ちょっと待って、
今すでに一人、質問に来て待っているから…
あとで連絡します。

学生B
院生B

【院生B】「ありがとうございます。お願いします!」

Mei-Rei
Mei-Rei

めちゃめちゃ学生さんが質問に来ますね~。

川上正浩
川上正浩先生

うちの大学院は、大学(学部)を含めて、
先生に質問したり相談したり、
とても話しやすい雰囲気があるからね。

Mei-Rei
Mei-Rei

聞きたいことを聞ける。シンプルだけど、
それって、学ぶ上で、すごいメリットですよね。

あ、もう結構、時間が経っちゃいました。
最後に、川上先生が思う、樟蔭の臨床心理学専攻の
「ここが良いところ!」ってのを、教えてください!

川上正浩
川上正浩先生

そうだな……臨床を学ぶ、っていうのは、
ある意味でとてもハードなことだと思うんですよ。
でも、うちの大学院は、
必ず「先」につながる「しんどい思い」をしてもらえる大学院、
だと思っています。
しんどいけど楽しい、って思ってもらえたら最高ですね。

Mei-Rei
Mei-Rei

成長の糧になる学びがある、ってことですよね。
川上先生、どうもありがとうございました!

川上正浩
川上正浩先生

はい、お疲れさまでした!

Mei-Rei
(Mei-Rei)

今日は実際に、川上先生の研究室を訪問してみましたが、
先生や学生さんたちの雰囲気が、インタビューの時間を通じて、とっても伝わってきました。
樟蔭は、オフの時にはアットホームなのに、学ぶ上ではとっても真剣で、
川上先生も「ちゃんと学問的に使えること」を念頭に、いろんな技術と知識を装備して駆使する
マッキントッシュ的スペシャルな先生でした!
本当に、バラエティ豊かに、色んな先生がいるんだな~。すごいぞ、樟蔭!