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グローバル教育

⦅2年雲組  水戸友理⦆

私は今回、第八回第四(近畿)ブロック合同青少年赤十字国際交流事業の派遣メンバー十二人の大阪代表として八月十六日から二十二日の一週間の間マレーシアに滞在しました。

今回、私が青少年赤十字国際交流事業に応募したのは、英語のスキルをあげて、今自分が見ている範囲だけでなくもっと視野を広げて物事を見たいと思ったからです。私が過去に参加した赤十字活動は校内の募金活動のみで、赤十字については知らないことばかりでした。そのため、事前研修の課題のなかで赤十字やマレーシアのことを調べてまとめることは大変でした。しかし、何も知らずに参加したのでは得るものも少なかったでしょうし、それは、マレーシアに行くまでの非常に重要な過程だったと思います。

赤十字の活動として海外にいくので、多くの人は私が医療関係やボランティアの活動をしてきたと考えると思います。もちろん献血活動や救護練習の見学もしました。ですが実際にはそれだけでなく、主な活動はお互いの文化を知ることにありました。それは、とても充実した日々でした。

まず日本文化の紹介では、『近畿地方の食文化』のプレゼン、『日本の学生の日常』をテーマとした劇、『ソーラン節』のダンス、折り紙、茶道のパフォーマンスをしました。マレーシアの赤十字メンバーには大人の方から小さい子達までいましたが、どの活動も反響があり楽しんでもらうことができました。私達も頑張ってよかったと心から思いました。

そしてマレーシアの文化を知るにあたり、まずマレーシアでは中華系、インド系、マレー系の三つの人種が存在していることを知りました。そうしてそれぞれ人種の方々の生活をホームステイを通じて身近に感じることができました。食事は一週間のうちに毎食様々な伝統料理を食べさせてもらい、非常に楽しかったです。その他にもマレーシア流の傷メイクを用いた怪我の処置の仕方、伝統的なダンス、歌、ゲームを教えてもらいました。

これら以外にも今回の国際交流事業の活動のなかで特に印象的だったものを紹介したいと多います。

一つは、日本とは大きく異なると感じたマレーシアの献血活動の見学です。日本では献血ルームや街中ではバスの中で献血が行われ、その横で献血の呼びかけをしています。しかし、マレーシアではその光景は一切なく、ショッピングモールのど真ん中に椅子が並べられ、オープンに献血が行われており、呼びかけをせずとも多くの方々が献血に来ます。実際にその光景を目の当たりにしてマレーシアの人々は年齢に関わらず献血に対して日本人よりもはるかに高い意識を持っていると感じました。

また、その他の活動で良い経験だったと感じたのは、日本とマレーシアの赤十字メンバーでグループディスカッションをし、紙に意見をまとめ、三十分後それを用いて発表するというものです。私のグループは『青少年とボランティア』という題が事前に伝えられていましたが、日本で準備していた内容とマレーシア側が考えていた内容に差異があり、また通訳者もいないので英語を使って伝えることはなかなか難しく、話し合いや発表では非常に苦労しました。臨機応変に対応することが必要になり、同じグループのメンバーとは何度も話し合いました。拙い部分もたくさんありましたが、精一杯取り組めたので本当に良い経験になりました。

今回のマレーシアでの活動は全てが私にとって初めてのことで、毎日多くのことを学び、多くのことを考えさせられました。そして自分の目で見て実際に体験し交流することで、普段日本で生活していると感じることのできない異文化の違いや良さ、また赤十字のことをより深く知ることができました。一週間という期間は非常に短かったですが、毎日が本当に充実しており非常に楽しかったです。これまで多くの方々に助けてもらい支えられて、無事この青少年赤十字国際交流を終えることができ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これを機に樟蔭でも、もっと赤十字活動に積極的に参加し、赤十字の良さを知ってもらいたいと思いました。そしてこれらの経験を今後に生かしていきたいと思います。