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校長ブログ

中学校・高等学校の授業を見て回っています。当然ですが、クラスにより、また教科担当により雰囲気はかなり違います。ピリッとした空気の中で集中している授業や、次々と質問が出てくる柔らかな良い感じの授業、グループで話をしながら与えられた課題に取り組んでいる授業など様々です。

しかしながら、どの授業にも共通しているものがあります。それは、まさに女子校であるということです。私が経験してきた共学校では、男子・女子のお互いが少なからず意識をしています。そして、特に恥をかくことを極端に嫌がります。嫌がるというよりは恐れると言った方が合っているかもしれません。したがって、教師にあてられることは最大のストレスであり、出席番号が日付と一致した日には、一日中不幸を嘆くことになります。

女子校においてはそうではありません。中には嫌がっている生徒もいるかもしれませんが、ほとんどの生徒は周りの目をあまり気にしているようには感じられません。質問を受けた時には、普通に答え、周りの生徒も普通に反応しています。共学校に比べてやや緊張感に欠けるところや馴れ合いになりそうなもところも気にはなりますが、そこは教師の力の発揮のしどころです。

周りの目を意識する必要のない環境で授業を受けるメリットというのは、単にリラックスして勉強ができるということだけではなく、他にもいろんなことがありそうです。例えば、どのようなレベルのことでも質問できるということ、そのことにより基礎的な躓きをしている他の生徒の大きな助けにもなります。また、当然ながら生徒の発言が多くなるので、生徒の表現力や説明力など、プレゼンテーションやコミュニケーションの力が自然と身に付いてきます。

樟蔭の授業はどんどん進化しています。女子校であるメリットを存分に活かした学び合い・教え合いをベースにしたグループ学習を実践する授業も多くなってきました。また、iPadを活用した調べ学習やプレゼンテーションを組み込んだ授業も増えてきました。このような、いわゆるアクティブ・ラーニングの実践に教職員の研究チームが中心となって取り組んでいます。さらに、この夏に全教室に電子黒板を設置して、より魅力ある授業づくりを実現する予定です。これにも別の研究チームが現在取り組んでいます。この授業の進化により、女子校の授業がどのように変化していくか、大変楽しみにしています。