去る、6月3日から22日は、教育実習期間でした。
教員を目指す卒業生11人が、大学の教職課程の総仕上げとして、母校の教壇に立ったのです。
英語の実習生。プリントを作成して、わかりやすく工夫しています。
音楽の道に進んだ実習生。卒業生として、校歌の指導にも熱が入ります。
そんな実習生の中には、卒業後、「本物」の先生として帰ってきてくれる人も!
樟蔭には、本校を卒業した教員がたくさんいます。
樟蔭の校風を知りつくし、その良さを生徒に伝えていく……、
そうしたつながりが、私学ならではの歴史や伝統を作っていくのだと思います。
最近も、2年連続で卒業生を教員として迎えました。
新任の山田先生。
高校時代、クラスにいた留学生に日本語を教えたことから、「教える」ことに興味が湧いたそうです。
2年目の田中先生。
やはり高校時代から、教員を志していたそうです。
実は今年、お二人とも、実習の時に担当していた学年の授業を再び担当中。
夢を叶えた先輩の姿は、生徒たちにとって大いに刺激になっていることでしょう。
先輩である先生方に続いて、それぞれの夢に向かって頑張れ、樟蔭生!!
6年コース生活指導部長 堀 貴美子