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樟蔭レポート

2019年度の前半、日本を取り巻く最も大きな話題は、やはり、今上天皇陛下の退位と新天皇の即位、そして、それに伴う元号の変更だと思います。この文書が「樟蔭レポート」にアップされている頃は、元号が新しく「令和」となって約1週間の時間が過ぎているはずです。近未来の私は、どの様な感慨を抱いてその時を迎えているのでしょう。

さて、今年度で設置3年目を迎えるCS(キャリアサポート)クラス。前回の「樟蔭レポート」ではその担任として、クラスの皆さんがこの部屋に通うことになる原因を見定めることが容易ではないことと、とにかく、その生の声に耳を傾けることで、私自身の物の見え方が随分と変わったことをお伝えしました。今思い返してみても、自分なりに実感のこもった言葉だと思わざるを得ません。

ここでもう一度、本校でのCSクラス制度とは、どんな制度かを確認しておきましょう。

本校のCSクラス制度とは「一定の学力及び学習意欲があるにもかかわらず、様々な要因から不登校傾向のある人たちの日々の学習、それをCSクラスという在籍クラスとは異なる心理的に緩やかな学習環境での取り組みによって支援する制度」のことです。

昨年度の終わりには、このクラスから4名の高校生が卒業しました。そして、そのうち2名の人が、卒業式当日、クラスの仲間の輪の中で式に参列し、卒業していくことが出来ました。普通の人たちにとっては当たり前の、「クラスのみんなと一緒に式に参列する」という、たったこれだけのことを実現するまでに、二人の心の中にどれ程の葛藤があったかは、容易には想像が付きません。

今年度も引き続き、このクラスの皆さんとの交流を通じて感じたことを綴っていこうと思います。少し硬めの文章となるかも知れませんが、どうぞよろしくお願い致します。

CSクラス担任 廣畑 尚