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樟蔭レポート

皆さんは「前夜」といわれて、どんなことを思い浮かべるでしょう。「クリスマス・イブ」、これは、まさにクリスマス前日のきらびやかで、にぎやかな夜、またはおごそかなサイレントナイトでしょうか。降り出した雨が、夜更け過ぎには雪へと変わるかもしれません。しかし、「開戦前夜」「革命前夜」となるとどうでしょう。なにか物騒な、ものものしさを感じますが、これは直前の夜ではなく、「特別なことの起こる直前」のことを指しています。

さて、今日の樟蔭レポートは、またまた国語教師の言葉へのこだわりです。どちらの「前夜」であれ、この言葉は、ただ時間の前後を示すだけでなく、その行事や事件に向かう華やいだ気分であったり、厳かな気持ちであったり、あるいは興奮であったり、そんな心情や雰囲気がこの言葉にはこめられています。もっと厳密に考えれば「前夜」という言葉ではなく、その言葉が「クリスマス」「開戦」「革命」という言葉と結びつくことによって、その行事や事件に寄せる、その人の心象が反映されるのです。期待、厳粛、緊迫、人によって異なる様々な思いが、二つの言葉が結びつくことによって生まれます。言葉って面白いと思いませんか。卒業式前夜、結婚式前夜、あなたはどんなイメージを心に描くでしょうか。今、樟蔭では、中学1年生と高校1年生、3年生が中間前夜です。中学2年生は学舎前夜、中学3年生と高校2年生は修学旅行前夜です。       高校2年生 学年主任松尾隆之

 

 

 

 

 

札幌藻岩山の夜景