理事長　新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

皆様におかれましては、健やかに新しい年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。 

樟蔭学園は、1917(大正6)年の創立以来、永い歴史の中で皆さまと共に歩んでまいりました。 

この100年以上の歩みは「現代社会に対応し得る高い知性と豊かな情操を兼ね備えた女性の育成」を教育理念として、一貫して女子教育を積み重ねる日々であり、本学園が誇る自由でのびやかな「樟蔭らしさ」を形作る日々であったと思います。 

そして、次の100年に向けての新たな歩みがスタートした今、現代社会に生きる女性に必要とされる最良の教育環境を提供し、相手をおもう心や共に支え合う協調性と新しい社会を共創していく力を育んでいきたいと考えています。 

また、10万人以上の卒業生を社会へ送り出し、彼女たちが社会で活躍しているという事実からも創立者の思いを今一度受け止め、次ぎなる一歩を踏み出し、次世代に誇れる学園として更なる飛躍を遂げていきたいと考えています。 そのためには、全ての教職員による努力は勿論のこと、学生・生徒・園児そして保護者の皆様、卒業生の皆様、地域の皆様など、学園を取り巻く全ての皆様のご協力が必要不可欠と考えております。

樟蔭学園の明るい未来に向けて、なお一層の努力を続けて参りますので、引き続き皆様からの厚いご支援を賜りますようお願い申し上げます。

最後になりましたが、皆様にとりまして本年が健康で幸多き一年となりますことを心からお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

学校法人樟蔭学園　理事長　森　眞太郎

2019年　元旦