公開講座等(小阪キャンパス)

2011年2月26日(土)

講座内容

遺伝子の異常によって病気は発症します。先天性疾患のみならず、がんも高血圧も心筋梗塞も遺伝子が関係しています。遺伝子異常がなくても、遺伝子多型は誰にでも存在し、病気になりやすい体質や薬の効き方を決定します。遺伝子多型は、病気のみならず個性を決定する因子でもあり、皮膚の色や顔の形や性格も遺伝子多型で決まる場合が多いのです。
 遺伝子は、すべての細胞の核に同じ遺伝子が収納されていますが、遺伝子の活動は、細胞によって異なり、生体の置かれた状態によって変化するため、遺伝子(ゲノム)はダイナミックです。近年、医療にも遺伝子の異常や多型が利用されるようになり、患者個人に適した治療がなされるようになってきました。どのようにしてオーダーメイド医療がなされるかご紹介します。

第5回大学院講演会ちらし.pdf第5回大学院講演会ちらし.pdf(1.24 MB)
大学院・公開講演会となっております。詳細はこちら…
閉じる
ページの先頭へ