公開講座等(小阪キャンパス)

2010年11月20日(土)

【平成22年度 秋期公開授業】
「日本語と日本語教育(後期)」(全5回)が終了しました。

 日本語を一つの言語として捉える視点、日本語を母語としない人に教える際に知っておくべき基本的な知識に加え、近年キーワードとなっている「多様性」という観点から日本語教育をとりまく問題をとりあげるなど、さまざまな角度から日本語と日本語教育について学べる内容でした。
 参加者の多くが日本語をボランティアなどで教えておられるか、また、これから教えようと思っておられる方で占められており、「文化の違い等で日本語のあいまいな表現を説明するのに時々とまどうことがあります。」など、具体的な問題意識を持って熱心に受講しておられました。

 終了時のアンケートでは、「言語としての日本語のとらえ方、語学としての日本語に興味を持ちました。もっと深く勉強したいと思います。」「ボランティアを始めて1年になりました。今回の学習で一緒に学ぶというノウハウを学習できたと思います。」など、この講座を受けることにより、日本語に対してさらに興味を持った、教育方法の改善につながりそうだ、など、前向きな感想が多数寄せられました。
 来年度も、日本語と日本語教育の講座を開講する予定です。皆様の積極的なご参加をお待ちしています。

アンケート結果:
参加人数:28名
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【平成22年度 秋期公開授業】
「日本語と日本語教育(後期)」(全5回)が始まりました!

「日本語と日本語教育(後期)」は28名の方にお申し込みいただき、初回講座は平成22年11月20日(土)に行われました。
<初回講座の講義内容>
 テーマ:数のとらえ方を比べる
 1 数字のなまえ
 2 英語の名詞―単数・複数の区別
 3 英語が単数・複数を示さなくてはならない
   ことで起こる問題―短詩系文学の翻訳
 4 『小倉百人一首』の翻訳
 5 『サラダ記念日』の二つの解釈
 6 『千と千尋の神隠し』の結末

受講生の方の講義途中での質問も飛び交い、熱心に講義を受けられていました。

参加者の声:
・日本語の特徴を、英語と比較しながらいろいろな解説方法で説明していただき、たいへんおもしろかったです。
・日本語教育のボランティアをしていますが、知らなかった内容も多くおもしろく感じました。
・何十年ぶりに英文にふれる機会をつくっていただき、目が覚めた思いでした。
・外国人の日本語学習をお手伝いしていく上で、私たち日本人が当たり前と感じることを1歩立ち位置を変えて考えていくことが大切だなと思いました。


なお、この公開講座の詳細につきましては、下記をご参照ください。

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【申込締切】

この講座は平成22年9月10日(金)をもちまして、お申込みを締め切らせていただいております。
多数のお申込み、誠にありがとうございました。

【講座概要・特色】

私たちが使っている日本語のしくみや、日本語を教える方法について学ぶ講座です

 現在世界の国々で300万人近くの人が日本語を学んでいます。多くの人が日本語や日本の文化に興味を持って、日本に留学しています。さらに、日本で仕事をする外国人、その家族の人など、みなさんの地域に居住する外国人も増え続けています。そのような人々の日本語の勉強をサポートする人材が求められています。
 現在ボランティアで日本語を教えている人、これから教えてみたいと考えている人など、日本語や日本語教育に関心のある方々に、日本語のしくみと日本語を教える方法などを概説します。
開催案内_「日本語と日本語教育(後期)」開催案内_「日本語と日本語教育(後期)」(919.27 KB)

【募集要項】

 開講期間  : 平成22年 11月 20日(土) 〜 12月 18日(土)
 時     間   : 13:00 〜 14:30 対象  : 一般(高校生以上)
 受 講 料  : 5,000円 講座回数  : 全5回
 募集定員  : 60名 最少催行人数  : 20名

【カリキュラム・スケジュール】

 回
日 付
 題 目
 講 師
 1  11月20日(土)  「日本語と外国語を比べる」  小森 道彦(本学教授)
 2  11月27日(土)  「日本語を外国語として教える(その1)」  小林 明美(本学客員教授)
 3  12月4日(土)  「日本語を外国語として教える(その2) 」  小林 明美(本学客員教授)
 4  12月11日(土)  「日本語教育の諸問題その1-多様性-」  長谷川 ユリ(大阪教育大学教授)
 5  12月18日(土)  「日本語教育の諸問題その2
  -多文化共生・異文化理解-」
 長谷川 ユリ(大阪教育大学教授)

※カリキュラム・スケジュールは都合により変更する場合があります。

【備考】

・4回以上出席の方には、修了証書を授与いたします。

【受講申込について】

〜申込方法・受講までの流れ〜
@受講申込 ⇒ A受講決定のご案内 ⇒ B受講料の振込 ⇒ C受講開始
 


@受講の申込
 ※申込締切 2010年 9月 10日(金) 必着
(※最少催行人数に達せず、不開講となった講座についてはお電話にてご連絡いたします)


【ホームページでの申込】 
 下記申込フォームから必要事項をご入力の上、ご送信ください。
 ※携帯電話からのお申込みは 
http://univ.osaka-shoin.com/index.php にアクセスしてください。

【ハガキ・FAXでの申込】 
 住所・氏名・年齢・性別・電話番号・講座名をご記入の上、下記の申込先までご送付ください。
  ※FAXの場合は上記「開催案内」に添付されている申込用紙をご利用ください。 

【大学窓口での申込】
 下記「開催案内」に添付されている(FAX)申込用紙に必要事項をご記入の上、大学事務局 学術振興課にご持参ください。 
 

A受講決定のご案内をご送付いたします
 申込締切後、講座の受講が決定しましたら、受講案内と振込依頼書をご送付いたします。

B期日までに受講料をお振込み下さい
 受講案内と振込依頼書がお手元に届きましたら、案内をもとに期日までに受講料をお振込み下さい。
  なお、振込依頼書の左側「振込金受取証(本人保存用)」は「仮受講証」を兼ねていますので、お振込み後は大切に保管の上、講座当日にご持参ください。

C受講開始(開講初日)
 開講日は「B」の仮受講証をご持参下さい。受付にて正式な受講証と交換させていただきます。
 なお、仮受講証を含め、受講証は入校証を兼ねております。受講当日は門衛に提示の上、学内にお入りいただき、学内では必ずご着用いただきますようお願いいたします。


問合・申込先      
  連絡先:  大阪樟蔭女子大学 小阪キャンパス 学術振興課
 住   所:  〒577-8550 東大阪市菱屋西4−2−26  
 電   話:  06-6723-8237  FAX:  06-6723-8348 

アクセス方法 : 近鉄奈良線 河内小阪駅 下車 西へ300メートル(徒歩すぐ) 
            ※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮下さい。

交通・アクセス
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