今回の講座は、本学教授の秋山恵一が、元広告会社勤務の前歴を生かし、広告という観点からニーズや関心領域の変化、時代の流れをたどり、戦後日本社会の発展の足跡を明らかにするという趣旨のものでした。2時間の講座では、高度成長期から現代までを4期に区切り、それぞれCMの実例を示しながら解説が加えられました。会場では、モニターに映し出されたCMの例にあわせてその時代背景が解説され、「CMは時代の空気を表現する」という秋山氏の議論に聴衆も納得しておられました。