参加者は60〜70歳代の方々が中心、そのうち半数の方は大学からの送付パンフレットを見て今回の公開講座に参加頂きました。講座の具体的な内容としては、「氷温」を題材として取り上げました。前半は氷温そのものの説明および発見の歴史を説明するとともに、現地点での氷温食品の紹介を行いました。そのほか、氷温技術による考古学あるいは医学への応用例を紹介いたしました。講座の中盤では氷温食品として氷温乾燥により作られたイチゴジャムや大福などの試食を行ない、概ね好評を得ました。
安藤 真美 氏 (大阪樟蔭女子大学准教授)