公開講座等(小阪キャンパス)

2008年7月5日(土)

平成20年度大阪樟蔭女子大学 学芸学部公開講演会
『財産管理の基本─手堅さこそ王道─』が開催されました。


 本学客員教授の勝田泰久(元りそな銀行頭取)が基調講演をおこない、その後、フリーアナウンサーで日本ファイナンシャルプランナー協会会員の魚住由紀氏との対談をもちました。
 講演では、個人金融資産に関する基本的な知識や心構えを中心に、リスクヘッジや日本の金融政策にも話が及びました。対談では、魚住氏が日常生活に関わる身近な例をあげつつ講演の論点を確認し、受講者のより深い理解を引き出すアシスト役を務められました。
 受講者からは、「専門的な言葉をつかわず、わかりやすい」「現場の第一線で活躍された方の話なので説得力がある」「魚住氏のコメントが現実的で役に立った」「質疑応答が有意義だった」という声がよせられました。
 一方で、講演が入門的な内容であったため、その点を惜しむ声も多数聞かれました。ライフプランニング学科ではこうした希望も鑑み、今後はより具体的な内容のものも含めて講座を用意していきます。



参加人数:207名
           
(詳細 一般122名、学生85名)

講演内容

人々の関心が「貯蓄」から「投資」へと向かっています。「個人金融資産」に占める株式や投資信託、債券などの比率が高まっていることも、このことを裏付けています。しかし資産のうち現金、預金で保有されている割合は50%を超えており、低金利で預貯金を増やすことが出来ないにもかかわらず、日本人の堅実、健全な資産保有傾向が示されています。この多額の個人預金が、戦後日本の高度経済成長を支えたのであり、日本人の貯蓄志向の高さは、欧米諸国と比較しても圧倒的です。しかし一方で「守る」資産管理から「増やす」資産運用という考え方も広がっており、「リスクがあるから、高い金利がある」ことも認識されつつあります。金利や為替の知識を豊かにして「増やす楽しみ」を追及することも必要ですが、「欲」には「罠」もつきまといます。リスクをとりながらも「手堅い」姿勢が、資産管理の王道となるでしょう。

講師

勝田 泰久  氏 (大阪樟蔭女子大学客員教授)
魚住 由紀  氏 (フリーアナウンサー、AFP・防災士、
   日本FP[ファイナンシャルプランナー]協会会員/日本災害復興学会会員 )

詳細

受講料  : 無料
定 員  : 140名
対 象   : 一般成人及び学生 
日 時  : 平成20年7月5日(土) 15:30〜17:00
場 所  : 大阪樟蔭女子大学 小阪キャンパス
申込方法   FAX(06-6723-8207)又はメール(life-planning@osaka-shoin.ac.jp)で
お申し込みください。
下記の「公開講座のお申込み・お問合せ」でも申込み可能です。
     
    <記入事項> 
@住所 A氏名(ふりがな) B電話番号
C『財産管理の基本』参加希望
     
お問合せ先
 : 〒577-8550 東大阪市菱屋西4-2-26
大阪樟蔭女子大学 学芸学部 ライフプランニング学科
TEL・FAX 06-6723-8207
E-Mail     life-planning@osaka-shoin.ac.jp
     
アクセス方法  : 近鉄奈良線 河内小阪駅 下車 西へ300メートル (徒歩すぐ)
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮下さい。
0705パンフレット0705パンフレット(4.54 MB)
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