2月14日(土)の午後、本学記念館2階にて「英語落語発表会」が行われました。半年間の授業の成果を一般にお披露目をする貴重な機会となりました。特別に設営した高座は記念館の雰囲気によくマッチしており、レトロな良い感じの会場となりました。新聞やホームページでの告知をご覧になり申込をいただいた一般のお客様約100名、そして本学学生50名も参加しました。
内容は、英米文学科で行っている3,4回生配当の「英語実践研究3A(英語落語)」の授業風景の紹介から始まりました。小咄、落語「犬の目」の一部を学生たちが交代で演じて、講師の先生方(桂あさ吉師、桂かい枝師)からコメントをもらう形でした。その後、昨年度この授業を受講した4回生二人がリレーで「時うどん」、最後に今年度受講している3回生が一人で「犬の目」全篇を披露し、前半の発表会の部を終えました。奮闘している学生に対してお客様から大きな笑いと暖かい拍手をいただきました。
後半は、「お楽しみ英語落語会」として、ジョン・トマセック先生の「マジック・ショウ」、桂あさ吉師の「桃太郎」、桂かい枝師の「動物園」の英語落語2席が口演されました。学生のパワーを上回る力一杯の高座でした。
授業としては今年度で2年目を迎え、教える側のノウハウも蓄積され、より充実した授業になったことをうかがわせる発表会となりました。
会場でのアンケートからは、「学生さんの一生懸命な姿に感動しました」「単なる英語の暗記ではなくきちんと落語になっている」「この経験は今後必ず役立つはず」など、とても暖かいコメントをいただきました。
多数のご来場、厚く御礼申し上げます。また次回をお楽しみにお待ち下さい。
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