国文学科の公開授業も、今回で21回目となりました。今回は、春期・秋期それぞれにテーマを設定し、さらに各期5回の授業を計画しました。テーマをしぼって、より深く学んでいただこうというものです。ふるってご参加ください。
春期公開授業「近代の短歌」(5〜6月) 近代以降、現代に至るまでの短歌は、どういうものであるのでしょうか。そのことは、江戸時代以前の和歌は、あるいは狂歌などと比較すれば、いっそう明確にみえてくるはずです。現代短歌の持つ特性を浮き上がらせるとともに、内包する課題について話したいと思います。
秋期公開授業「田辺文学の魅力」(10〜12月) 大阪弁を駆使した恋愛小説、古典に取材した小説やエッセイ、丹念な調査に基づく評伝小説、ユーモアに満ちた軽妙なエッセイ等々、田辺聖子氏の作品は、実に幅広く多彩です。そんな田辺文学の魅力を4人の講師がさまざまな視点から解き明かします。
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