2005年から奈良市l城寺で、地域文化センター等により調査を実施しています。調査と関連しl城寺の本尊裸形阿弥陀像をとりあげます。裸形の彫刻は、「生身の仏」を表現する彫刻様式で、平安・鎌倉時代に広まります。l城寺の阿弥陀像も「生身の仏」を表現したものとして、その歴史的意義は極めて高いものです。≪講演会後の12月12日(土)14:00〜16:00には、l城寺阿弥陀如来像の特別拝観を行います。(300円。講演会来場者のみ拝観可)≫