公開講座等(関屋キャンパス)

2009年11月21日(土)

当講座は終了いたしました。

日時

平成21年11月21日(土)
14:30〜17:10

場所

大阪樟蔭女子大学関屋キャンパス体育館

講座内容

人の美と魅力には多くの側面がある。身体、被服、顔立ち、化粧、立ち居振る舞い、運動といった外面的なもの、性格、意志、思想、倫理などといった内面的なものが、互いに複雑に絡み合いながら人の美と魅力を形作っている。また、何を美しく魅力的と感じるかについても、生得的、歴史的、社会的、政治的な様々な要因が関わっている。それらすべてを「美と魅力」というテーマの下で総合的に捉えることは、最終的な目標ではあるにしても、現時点ではきわめて困難なことである。本シンポジウムでは、女性の美と魅力について、身体を中心とした側面に焦点を絞って考えていく。その際に実証的な証拠を重視する心理学的なアプローチから、私たちが何を美しく魅力的であると感じるのか、そう感じる由来はどこにあるのか、美と魅力は私たちの行動や態度にどのように影響するのか、といった問題を探っていく。また、実践家のパフォーマンスを観、考えを聴くことで、心理学的研究への示唆を得るとともに、そうしたアプローチの有効性について検証する。すなわち、本シンポジウムは心理学と実践との対話によって女性の美と魅力に迫ろうとする試みである。

講座報告

心理学部開設記念シンポジウム「女性の美と魅力」を開催しました。







 今年度より関屋キャンパスに心理学部(臨床心理学科,発達教育心理学科,ビジネス心理学科)が開設されたことを記念して、11月21日(土)にシンポジウムが開催されました。このシンポジウムは、女性の美と魅力についての総合的,客観的理解を目的としたうえで、心理学という科学的な視点をとりながらも、実践に関わる人々の間ではそれらをどのようにとらえているのかを問いかける、つまり心理学と実践の対話によって考えていこうという試みでした。






篠崎彰大(株式会社ワコール取締役・人間科学研究所長),永野光朗(本学心理学部ビジネス心理学科教授),島本健太郎(プロダンサー・総合的人体プロデューサー),姉様キングス(音曲漫才ユニット)の各氏が、それぞれの立場と視点で講演と実践を通して女性の美と魅力が人間理解に及ぼす影響やその重要性について提言をしたうえで、総合的なディスカッションを行いこの重要なテーマについての理解を深めることができました。
パンフレットパンフレット(840.51 KB)

講師

篠ア彰大(株式会社ワコール取締役 執行役員 人間科学研究所長)

京都工芸繊維大学工芸学部意匠工芸学科卒業
潟純Rール入社後、中央研究所(現人間科学研究所へ配属。
人間工学をベースとした人体の形態基礎研究に従事。
現在、経済産業省人間生活技術戦略検討会委員などを務める。


永野光朗(大阪樟蔭女子大学心理学部ビジネス心理学科教授)

専門は産業心理学(服飾行動論・消費者行動論)。
日本社会心理学会理事などを経て、現在産業・組織心理学会理事、
日本消費者行動研究学会エリアエディター、日本心理学会評議員などを務める。


公演

島本健太郎(Studio Zill O’ll代表)

ダンサーとしての活動にとどまらず、「動きのプロフェッショナル」としてKentaroプロドデュース
『美しいスタイル・姿勢をつくるためのセミナー』を年間多数行い、幅広い年代の女性達の体を
美しくサポートを行う。


姉様キングス(落語家桂あやめと林家染雀の音曲漫才ユニット)

1999年落語家の桂あやめと林家染雀によって結成された音曲漫才ユニット。
男女コンビであるが、性別・キャリア・学歴などの違いをなぎ倒しジェンダーフリー&ボーダーレスに活動する。

プログラム


【企画趣旨説明】
山崎晃男氏(大阪樟蔭女子大学心理学部発達教育心理学科教授)
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【講演】
篠ア彰大氏(株式会社ワコール 取締役 執行役員 人間科学研究所長)
永野光朗氏(大阪樟蔭女子大学心理学部ビジネス心理学科教授)
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【休憩】
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【公演】
島本健太郎氏(Studio Zill O’ll代表) 【ゲストダンサー:REIKO】
姉様キングス(落語家桂あやめと林家染雀の音曲漫才ユニット)
   ↓
【シンポジウム】

申込み・お問い合せ

問合せ:大阪樟蔭女子大学学術振興課(関屋キャンパス)    
    〒639-0298 香芝市関屋958    
    TEL 0745-71-3168  FAX 0745-71-3141    
    e-mail<s-gakujyutsu@osaka-shoin.ac.jp>    
    URL http://www.osaka-shoin.ac.jp

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