公開講座等(関屋キャンパス)

2010年11月20日(土)

当講座は終了いたしました。

日時

平成22年11月20日(土)
14:00〜16:00

場所

大阪樟蔭女子大学 関屋キャンパス

「秋の公開講演会」
『事例から知る「最近の」うつ病ABC−あぁ、実感!!−』が開講されました。

うつ病者が100万人を突破し、社会的関心を集めています。そこで「事例から知る最近のうつ病 ABC、ああ実感!!」と題し講演をしました。すなわち「身近な3事例」、「従来型うつ病=メランコリー型うつ病」、「現代型うつ病=気分反応性」、「休養・SSRI(抗うつ剤)の服用・認知行動療法」、「受診のポイント」がキーワードです。

「従来型うつ病」は中高年者に多く、几帳面、秩序愛などの執着性格を有し、自分を責める傾向が強く、薬に反応します。一方最近、若者に増えている「現代型うつ病」は「非定型うつ病」が多く、気分反応性が特徴です。すなわち、うつ病は憂うつな気分のままですが、良いことがあると気分が良くなります。また、人からの拒否に対しての過敏性が強く、過食や過剰睡眠などの症状も多く、薬の効き目があまりよくありません。

さらに「精神科医受診」のコツやポイントについてお知らせしました。「2つのうつ病」の違いや対応について、事例を中心に具体的に解説をしました。
多くの人が受講し、多数の質問があり、時間をオーバーする熱意を感じました。
(講師の夏目は大阪樟蔭女子大学では精神科診療を行っていませんので、問い合わせにはお答えしかねます。)

                大阪樟蔭女子大学心理学部教授   夏目 誠(精神科医)

概要

「うつ病」が100万人を突破!現代は「うつ病の時代」と言われていますが、この20年間で、実に5倍以上の増加です。また、「うつ病」は女性に多い病気でもあります。さらには、「うつ病」は中高年者に多い「従来型のうつ病」より、若い人を中心にした「(新型・現代型)うつ病」が増加しています。

この講演では、身近な3事例(従来型1人、新型など2人)を示しながら、「2つのうつ病」の特徴や対応についてお話をします。

数多くの方の、ご参加をお待ちしています。質問の時間も用意していますよ!
パンフレットパンフレット(835.26 KB)

講師

夏目 誠 氏  大阪樟蔭女子大学心理学部教授
(専門分野:産業精神保健、精神医学)

詳細

対象 : 一般及び学生
定員 : 200名
参加 : 無料
申込 : 本学ホームページもしくはFAX、e-mailにてお申込みください。   
      住所、氏名(フリガナ)、電話番号・FAX番号、e-mailアドレス(お持ちの方)と公開講演会参加の旨を明記してください。   
      なお受講許可証等はお送りしませんので当日会場へお越しください。
締切 : 11月19日(金)
キッズルーム :有り(有料・お子様一人300円:要申込)〔申込締切:11月16日(火)
                    ※定員に達したため、キッズルームの申込は締切いたしました。
主催 : 関屋キャンパス学術研究会
後援 : 香芝市・香芝市教育委員会

アクセス

お問合せ

公開講演会のお問合せは、下記学術振興課までお願いいたします。

        大阪樟蔭女子大学学術振興課(関屋キャンパス)    
    〒639-0298 香芝市関屋958    
    TEL 0745-71-3168  FAX 0745-71-3141    
    e-mail<s-gakujyutsu@osaka-shoin.ac.jp>    
    URL http://www.osaka-shoin.ac.jp

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