公開講座等(関屋キャンパス)

2007年11月10日(土)

当講座は終了いたしました。

【オープンカレッジ文化講座】『子どもの教育を考える』 『子どもの感じる心と考える心』が開催されました。




 最近の子育てにまつわる話題を提供し特徴を発達的観点から紹介した。用意次期の相貌的知覚、言語発達面で一過性の構音のつまずきに対しての考え方にふれ、運動機能・知覚機能・社会性能力の3つが子どもの成長を知る目安であることを検討した。感じる心(感性)を育てるには、子どもの5感を適切に刺激する「遊び」(環境作り)の必要性に触れた。またこの時期の子どもにとって、遊びは即ち生活そのものであることに言及した。



 次に発達の節目が3歳(知能が伸び始める頃)と9歳(知能が整ってくる頃)にあり、子どもにとって、考えることの楽しさと不思議さを体験する教育環境が、「発見・感動・喜び」を拡大し考える心が育つことを強調した。
 さらには特別支援教育の考え方を紹介し、経度発達障害の子ども達(LD,ADHD,高機能自閉など)の特徴にもふれた。まさに教育は親子の(あるいは教師と生徒の)2人3脚とみなせることを改めて確認する必要性を伝えた。

日時

平成191110(土) 10301200

講師

大江米次郎氏 人間科学部心理学科教授

講演内容

 最近の子どもはどのような特徴があるのでしょうか。例えば、少子化のために教育費を投資と考える親がいます。子どもは敷かれた線路に乗せられ順調な人生を送れるでしょうか。いつも喧嘩が絶えない夫婦の下で過ごす子どもの心理はどのようなものでしょうか。子どもは考える前に感じるものです。周囲の雰囲気を鋭く察知しています。それを言葉として言えなければ表情や態度などに表出させてきます。よくいわれるように子どもから発するサインがあるのです。これを知ると子どもが見えてきます。いたずら、失敗は次の成功のチャンスです。生活経験が広がると考える幅も大きくなります。考えることが楽しくなりおもしろさが実感できるのです。最近は、軽度の発達障害をもつ子どもの支援が行われるようになりました。これらの子どもの特徴にも触れてみたいと思います。子どもの心のありようには大人が強い影響を与えていることを改めて見直す必要があります。

詳細

対 象    : 一般成人及び学生
定 員    : なし
参 加    : 無料
申 込    : ハガキまたはFAXe-mailにてお申込みください。
         本学ホームページでも申込みが可能です。
         住所、氏名(フリガナ)、電話番号と申し込まれる講座日を明記してください
         なお受講許可証等はお送りしませんので当日会場へお越しください。
申込締切   : 平成19119日(金)
キッズルーム : 有り(無料:要申込)〔キッズルーム申込締切:
116日(火)
主 催    : 大阪樟蔭女子大学人間科学部学術研究会
共 催    : 香芝市教育委員会・大阪樟蔭女子大学子ども研究所



交通アクセス

オープンカレッジ文化講座のお問い合わせについて

オープンカレッジ文化講座のお問い合わせは、下記学術振興課までお願いいたします。

 大阪樟蔭女子大学
学術振興課(関屋キャンパス)
 〒639-0298 香芝市関屋958
 TEL 0745-71-3168  FAX 0745-71-3141
 e-mails-gakujyutsu@osaka-shoin.ac.jp
 URL http://www.osaka-shoin.ac.jp


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