公開講座等(関屋キャンパス)

2012年6月17日(日)

『家族関係の心理学』 ― 自立と依存をめぐって ― が開講されました。



対人関係の基礎となる親子関係において「自立」と「依存」は重要課題です。人間の発達を乳児期から老年期まで概観しながら、各段階の発達課題と家族関係における「自立」や「依存」の問題について
「甘え」を手がかりに考えました。

「自立」は「適度な依存」であると捉え直すことができ、生涯にわたる課題であることから何度でも修正ややり直しが可能であること、
臨床心理士がそのお手伝いをしていることもお話しました。
みなさん御自身の体験を振り返りながら聴かれていたように思い
ました。身近な人との関係を見直して頂くヒントになれば嬉しいです。


【感想】(抜粋)

・子どもとこれからどう向き合っていけばいいのか、そのヒントが得られた気が
 します。
・健康な自立、親が陥りやすい不健康な依存などを聞いてぐっと興味が高まり
 ました。
・あっという間の90分でした。これからの人生も前向きに受けとめて行けそう
 です。
・各発達段階の特徴を分かりやすく、説明いただきました。個々に活用できれ
 ばと思います。
・とても深みのある講議で大変よかったです。少し、心の整理がつきました。
 ありがとうございました。

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日時

平成24年6月17日(日)

14:00〜15:30

場所

大阪樟蔭女子大学 関屋キャンパス

概要

近年、家族形態の多様化による家族関係の変化が指摘されています。しかし、家族というものが私たちにとって大きな存在であることに変わりはありません。

最も身近な家族関係について、人生の各時期にめぐってくる「自立と依存」という課題をキーワードに考えてみたいと思います。
また、臨床心理士が家族に関わる問題や発達上の重要な課題をどのように捉え、援助するのかについてもお話したいと考えています。

講師

高橋 裕子 准教授 (大阪樟蔭女子大学心理学部)
[専門分野:臨床心理学、精神保健福祉]

詳細

対象 : 一般及び教職員、学生
定員 : 100名<最小催行人数20名>※先着順
     ※20名未満の場合は不開講とします。不開講の際は、申込締切後に郵送等にてご連絡させていただきます。
参加 : 1人500円(テキスト・資料代含) [当日受付にて徴収させていただきます]
申込 : 本学ホームページまたはFAX 、e-mailにてお申込みください。
      住所、氏名(フリガナ)、電話・FAX番号、e-mailアドレス(お持ちの方)と参加講座名を明記してください。
      なお受講許可証等はお送りしませんので当日会場へお越しください。
         ※下記フォームからお申し込み頂く場合、キッズルーム利用選択箇所を必ず「いいえ」にチェックをしてください。
           チェックがないとエラーがでてしまいますので、お気をつけください。

締切 : 6月6日(水)必着
主催 : 大阪樟蔭女子大学心理学部
後援 : 香芝市・香芝市教育委員会・奈良県教育委員会

アクセス

申込み・お問合せ

公開講座のお問合せは、下記学術振興課までお願いいたします。

        大阪樟蔭女子大学学術振興課(関屋キャンパス)    
    〒639-0298 香芝市関屋958    
    TEL 0745-71-3168  FAX 0745-71-3141    
    e-mail<s-gakujyutsu@osaka-shoin.ac.jp>    
    URL http://www.osaka-shoin.ac.jp

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