公開講座等(関屋キャンパス)

2013年11月30日(土)

『保幼小の連携の可能性を探る』が開講されました。

今年度より、0歳児から12歳児までの長期に亘る子どもの成長の連続性を考え、望ましい保育・教育について検討するために、
保幼小の連携の可能性を探ることをテーマとし、その具体的な方策について検討することを目的としたシンポジウムが開催されました。
そして、幼児期から児童期への発達の連続性と幼小接続期のカリキュラムの重要性に関する基調講演および提言がなされました。



第1部では、神長先生の基調講演があり、幼児期から児童期への教育の抱える問題点と保幼小の連携の必要性、および実際の取り組みについてお話されました。
保幼小の連携の具体的な取り組みは、幼児・児童間の交流、教師や保育士の交流によって実現が可能です。「接続期の教育」を考え、小学校の「スタート・カリキュラム」を作成することによって、幼稚園から小学校へのステップを緩やかにすることを検討し、子どもの協同的な学びが生成されていくことが重要であることを強調されました。






第2部では、神長先生と田谷先生による保幼小の連携の可能性に関するご提言を頂きました。
田谷先生は、「育ちと学びをつなぐ」保幼小連携の必要性に基づいて、幼稚園指導要録および保育所児童保育要録の実際について述べられ、その取り組みについて提示されました。
神長先生は、保幼小の連携によって学びの連続性を追究していくことの必要性と、子どもの発達によって学びの質が変容し、協同的な学びに移行していくことの重要性について提言されました。それらの提言の後、質疑応答がなされました。
本学教員や学生も加わり、主に、子どもの学びの連続性を捉えた接続期のカリキュラムを検討し開発していく根拠と必要性について討論し、学びを深めました。

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日時

平成25年11月30日(土)

14:00〜16:30

場所

大阪樟蔭女子大学 関屋キャンパス

概要

神長美津子先生による保幼小連携に関する講演の後、そのテーマについてシンポジウムを行います。講演者の神長先生、本学児童学科で保幼小の連携を研究テーマとされる田谷講師にご提言頂き、本学児童学科の比留間准教授や本学児童学科学生を質問者として討論し、現代の保幼小の連携の可能性について、提案をしていくことを考えています。

講師

神長 美津子 氏 (國學院大學教授)

詳細

対象 : 一般及び学生
定員 : 200名 ※先着順
参加 : 無料
申込 : 本学ホームページまたはFAX 、e-mailにて下記児童学部研究事務室までお申込みください。
      住所、氏名(フリガナ)、電話・FAX番号、e-mailアドレス(お持ちの方)と参加講座名を明記してください。
      なお受講許可証等はお送りしませんので当日会場へお越しください。
  ※下記フォームからお申し込み頂く場合、キッズルーム利用選択箇所を必ず「いいえ」にチェックをしてください。
   チェックがないとエラーがでてしまいますので、お気をつけください。

締切 : 11月20日(水)必着
主催 : 大阪樟蔭女子大学 児童学部・子ども研究所
FAX申込用紙FAX申込用紙(830.45 KB)
アクセス

申込み・お問合せ

公開講座の申込み・お問合せは、下記児童学部研究事務室までお願いいたします。

大阪樟蔭女子大学児童学部研究事務室(関屋キャンパス)    
    〒639-0298 香芝市関屋958    
    TEL 0745-71-3159 FAX 0745-71-3149
    e-mail<jidou-jimu@osaka-shoin.ac.jp
    URL http://www.osaka-shoin.ac.jp

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