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大阪樟蔭女子大学は、(新制大学)創立70周年を迎えました。

 大阪樟蔭女子大学の母体となる樟蔭学園は、1917年、創立者・森平蔵の熱き想いと初代校長・伊賀駒吉郎の高い理想の下に誕生しました。以来100年の間、時代の変化に対応しうる「高い知性と豊かな情操を兼ね備えた女性の育成」を目指して、女子教育に取り組んでまいりました。その長い女子教育の歴史を礎として、大阪樟蔭女子大学は、1925年設立の樟蔭女子専門学校を前身とし、1949年に新制大学として創設され、女子の高等教育機関としてその一翼を担ってまいりました。

 新制大学発足時、女子専門学校を母体として創立された女子大学は、大阪府においては、大阪樟蔭女子大学を含む3校だけであり、各地から伝統と実績ある教育を求め、数多くの学生が集まってきました。また、当時は、文学系と家政系の学科で構成される学芸学部だけで始まり、70年を経た現在では、3学部7学科・大学院3研究科を設置するまでに拡大しました。

 今後、人口減少超高齢社会、AIをはじめとする科学技術の進展、あるいは新たな価値観の台頭など、大きく時代が変化していきます。こういう時代に社会でしなやかに対応し活躍する人材を育成する使命が大学にあります。大阪樟蔭女子大学は、学園の建学の精神を礎とし、これまで受け継がれ蓄積した教育実績のさらなる向上をめざしていきます。グランドデザイン「美 Beautiful」をキーワードにさまざまな社会の場において、知性美・情操美・品性美を兼ね備えた人間関係の要となる女性の育成に努めてまいります。 

大阪樟蔭女子大学

学長  北尾 悟

門標と正門1-1.jpg