健康栄養コース・フードスタディコース2年夏組が、特別講座として手作りうどんに挑戦しました。
講師は、太鼓亭さんから前川茂生氏はじめ、総勢5人のスタッフという手厚い体制でした。
河内の者には太鼓亭さんはあまりなじみがないかもしれませんが、北摂地域を中心に、めん処「太鼓亭」、讃岐うどん「金比羅製麺」 、生そばセルフ「そば太鼓亭」、関西おだし専門店「だし藏」など、およそ50店舗を展開されている会社です。
今日は時間の都合でお話はありませんでしたが、太鼓亭さんのHP(http://taikotei.co.jp/%e5%a4%aa%e9%bc%93%e4%ba%ad%e3%83%95%e3%82%a1%e3%83%bc%e3%83%a0/)を見ると、「食品資源の有効活用のため、地域社会と連携して「食品リサイクル・ループ」に取り組んでいます。」とあり、食を大切にするための事業もされているようです。
その一貫として開催されている「うどん学校」を、今日は樟蔭に出向いて実践していただいたわけです。
うどんは、小麦粉、塩、水を材料として作りますが、その工程を、
水回し→団子づくり→足踏み→寝かせ→延ばし→切る→食べる
に1つずつ分けてテンポよく丁寧に解説していただいたあと、実践する作業を繰り返し、全員失敗することなくうまく完成させることができました。
延ばし工程を終えたうどんは、生徒たちの手で個性豊かに切られていきました。
ゆで時間は20分近くで、細かったうどんはそれなりに、太めのうどんは極太にゆであがりました。
このうどんを釜揚げ式で、「かけうどん」「ぶっかけうどん」「釜玉うどん」の三種の仕上げでたっぷりいただきました。通常のうどんの鉢よりも小さいですが、中には「8杯食べた」という生徒もいました。
最後に太鼓亭さんから「麺許皆伝」の証をいただきました。この証書には、麺許皆伝の裏に、今日習った作り方が書かれ、なんと麺棒がセットされています。“うどんつくって~”の声をかけていただければ、生徒たちがこの証書を持って駆けつけることでしょう。
最後の挨拶で「今まで食べたうどんの中で一番おいしかった」という言葉もあり、大満足で終えた講座でした。