図書館に入って、すぐ右側の窓際でみつけました。
「いけばな」です。
本を探しに来た生徒たちが、ほっとする瞬間です。まるで生徒たちが
心をやすめ、のびのびと過ごす空間を演出しているようです。
実は、これを活けているのは本校の美術科の教員です。美術科の教員免許以外にも
華道の資格もお持ちなのです。
池坊、草月流とともに華道の三大流派といわれるひとつ、「小原流」の二級教授者の
資格をお持ちです。お話を聞くと、高校から始められて現在の腕前になられたようです。
高校からといえば、
実は、本校では高校2年の進学コースに在籍する生徒全員が総合的な学習の時間の
「日本の伝統文化に触れるという」という授業で、前期に華道、後期に茶道(逆もあり)
を習っております。
初めての生徒も多く、とてもよい機会となっているようです。
まさに、境遇は前述した教師と似たようなところがありますね。
いずれにしても、中高時代はとても貴重な時間です。様々な経験をしてほしいものです。
次回の更新は、10月4日(木)予定です。どうぞお楽しみに。(T.Y)