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校長ブログ

樟蔭学園は平成29年に創立100周年を迎えます。現在、それに向けて様々な取り組みがスタートしていますが、そのひとつに平成27年の小阪キャンパスのリニューアルがあります。平成26年2月の新体育館オープン、8月大学シンボル棟完成、10月大学新校舎棟完成と続きます。これにより中学・高校をも含めて、これまで以上に充実したサポート体制と質の高い教育環境が実現することになります。中高生にとっては、ステージ機能を持ち多目的スペースもある体育館や、より充実した環境となる英語教育センター(ELTC)など、さらに快適な学校生活が送れることになります。
また、創立100周年記念事業の一つとして教育ICTの充実ということも計画しています。中学・高校のすべてのHR教室と、中高図書館及び体育館に電子黒板を設置するとともに、iPadを授業に活用することを計画しています。iPadはすでに一部の授業や図書館における個人への貸し出し等に活用しているのですが、それをさらに拡充しようというものです。
電子黒板の効果については、圧倒的な情報量やスピード、音声や動画の活用など多くのことが挙げられますが、使い方によってどのような発達段階の生徒にも効果的な授業が可能になり、集中が継続するということが最大の利点であると思います。シンガポールや台湾の学校を視察した時に、日本の小学1年に相当する児童の授業でも電子黒板が普通に使われているのを見て大変ショックを受けたのを覚えています。私が校長をしていた府立高校では電子黒板を導入しましたが、現在導入3年目を迎えて年々授業の充実度が上がってきているようです。
授業の形態として、教育ICTの活用とともに、私がめざしているのがグループ学習です。すでに一部の授業で試行されていますが、先日実際に見せていただきました。中学3年の古典の授業で、図書館でiPadを使ったグループ学習でしたが、感想は一言「素晴らしい」。取り組みは始めたばかりと聞いていますが、私が思い描いていた授業にかなり近いものがありました。これから回数を重ねるに伴い充実度はかなり高まると期待しています。
グループ学習は教員の示したテーマに従い、各グループで議論してまとめ上げ、全体へプレゼンしていくというのが大体の流れですが、考える力・議論する力・プレゼンする力などが養われます。その中で、特に私が注目したいのが教え合いというものです。得意不得意があって教える生徒・教えられる生徒が入れ替わることもあるでしょうが、教える生徒・教えられる生徒の双方の学習力が必ず向上します。しかも、学習内容がより定着することが予想されます。樟蔭中学・高校は女子校ですが、この教え合いというものは、励まし合い・支え合いが根底にある女子校ならではの気質に合っているように思われます。今後、教育ICTの活用とグループ学習をさらに研究し、樟蔭の教育をさらに高めていきたいと思っています。