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校長ブログ

樟蔭中高では、毎朝10分間のホームルームを使って様々な取り組みを行っています。特に樟蔭中学校では、朝のモジュール学習として「百マス計算」や「音読」、「計算ドリル」「Listening」を行っています。入学直後、中学1年の1学期には、まず「百マス計算」と「音読」に取り組みます。

「百マス計算」は縦横10個ずつの数字が書かれた100個のマス目に、縦横の数字どうしの足し算や掛け算をした結果を書き込むもので、正確さやスピードを記録していき、自分で成長していくのを確認します。2学期以降は引き算や割り算にもチャレンジし、さらには「計算ドリル」へと進んでいきます。
「音読」は古典や現代文の名文の冒頭部分を大きな声で朗読するものです。2学期の後半になると、漢詩や百人一首の朗読にも取り組んでいきます。朝から大きな声を出して、脳を活性化します。

このモジュール学習の目的とするものは、主に次の4点です。「基礎学力を定着させること」、「学習する習慣を身に付けさせること」、「集中力を養わせること」、「達成感や自己肯定感を感じさせること」。
実際に、入学直後と入学半年後に受験した全国模試の偏差値平均を比べると、モジュール学習を始めた2008年度の入学生では、国語で6.6ポイント、数学で4.6ポイント、全体では5.6ポイントもアップしています。

そのモジュール学習の様子を、10月29日(木)に「独立行政法人国際協力機構JICA」の7か国20名の教育担当の方々が見に来られました。それぞれ各国の教育をリードされている方ばかりです。
大変熱心に見学された後に、図書館でモジュール学習についての取組内容とその効果について説明と意見交換をしましたが、それぞれの国に帰って直ぐにでも実施したいとの気持ちからでしょうか、質問の内容もポイントをしっかりと捉えたものばかりでした。是非とも、このモジュールを広めて欲しいと思います。

私はそれとは別に、強く感心した場面がありました。それは、朝のHRが始まる前に見学に入った中学1年のクラスの生徒たちが、あちこちでJICAの方を取り囲んで一生懸命に話し掛けていたことです。片言の英語(ほとんど単語)と身振り手振りで、物怖じもせず、なんと素晴らしい光景であったか、まさに女子校のパワーです。しばらくは目に焼き付いていることでしょう。