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校長ブログ

 5月23日(月)から27日(金)までの4泊5日の計画で、高校2年生の北海道修学旅行が行われました。北海道では真夏日が続いていましたが、我々が到着した日から気温も下がり、時折やや肌寒さも感じるような本来の北海道の気候となりました。
 学年9クラスをA班5クラス(雲・夏・秋・冬・月)とB班4クラス(春・花・雪・星)に分け、各班で順番は異なりますが、ノーザンホースパークや白老ポロトコタン、旭山動物園、藻岩山からの札幌の夜景、ラフティング、白い恋人パーク、そして小樽の自主研修など、道央地方を巡りました。
さらにクラス別の選択コースとして、十勝の酪農体験や札幌スイーツサイクリング、カーリング、ダッチオープン料理などの体験活動や、全員の選択によるエゾシカやヒグマ、森林、アイヌについての学習をする感響プログラムなど盛り沢山の内容となる、大変充実した修学旅行でした。
 最終日、朝に荷物を自宅へ送り小樽で昼食を取った後、先発のA班を引率して新千歳空港に向かっている時に私の携帯電話に添乗員から連絡が入りました。「羽田空港で事故があり、滑走路が閉鎖されていて、その影響でB班の帰りの便が欠航になるかも知れません。」さあ大変です。
 学校へまず一報して、時刻通りのフライトでA班を見送り、空港でその後の連絡を待ちます。分散して飛行機に乗ることができないか、乗れたとしても伊丹か神戸か関空か、どこに着くか分からない、北海道にもう一泊する可能性もあるかもしれないという中、様々な状況に対応する心の準備をしている時に、もう一泊せざるを得ないという連絡が入りました。
 JTB(今回見事な緊急対応をして頂いたことから、あえて会社名を書きました)に用意して頂いたホテルに到着し、急遽準備してもらった夕食を食べた後にB班4クラスの集会を開きました。その中で、「このような時こそ、大阪へ帰るまでみんな笑顔で頑張ろう」と話をしました。また、「これをラッキーと思うか、アンラッキーと思うかでは大違い。みんな前向きに、良い経験だと考えよう」。全員大変集中して聞いていました。さすが樟蔭の生徒です。
 次の日、2クラスずつに分かれて別々の便で無事に関空に帰り着きました。最後まで笑顔の絶えない生徒たちに感謝しました。今回の緊急事態を無事に乗り越えられたのは、4つの頑張りがあったからだと思います。一つ目は当然生徒たちの頑張り、二つ目は引率した教員や看護師さんの頑張り、三つ目は連絡を取りながらテキパキと対応した学校に控えている教員の頑張り、そして四つ目は素晴らしい対応力を見せた旅行会社の頑張りです。
 私はこれまでに多くの修学旅行を経験しましたが、今回のような事態は全く初めてのことでした。その中で、様々なことを再確認したり、また新たに発見したり、同時に反省するところも出てきました。生徒たちも多くのことを学ぶことができたと思いますが、何よりも楽しい思い出がたくさんできたと思ってくれることを願っています。