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校長ブログ

 「樟蔭」という校名は、樟蔭学園の記念誌によると、楠公(楠木正成)縁の地である河内に校地を定めたことに因んでいます。楠木正成は南北朝時代の武将で、後醍醐天皇の鎌倉幕府討伐計画に加わり、巧みな兵法と知略によって幕府の大軍を破り、建武の新政府成立後、河内・和泉の守護となった名将です。この楠木正成の「樟(楠木正成)の余芳の蔭を偲ぶ」という意味で「樟蔭」という校名が付けられました。

また、その夫人であるお久の方は、摂津湊川で正成が足利尊氏の軍に敗れて戦死した後も、長男・正行をはじめとする6人の子どもを立派に育て上げた良妻賢母の鑑として讃えられてきた女性で、このお久の方を理想の女性像として教学の象徴に据えたといわれています。

 この“しょういん”という校名は、聞いていて大変に耳に優しく、後ろにいろいろな言葉を付けても何の違和感もなくピッタリと納まるため、私は様々なところで使っています。「樟蔭レッスン」「樟蔭スタイル」「樟蔭プログラム」「樟蔭キャリア入試」「樟蔭システム」「樟蔭プライドカード」などですが、これ以外でも沢山あります。

 樟蔭レッスンについては、先月の校長ブログで触れましたので、ここでは他のいくつかを簡単に紹介します。「樟蔭スタイル」とは、今年の中学1年生から導入したものですが、所属するホームルームクラスと英・数・国を中心とするコース別の授業クラスを別にするというものです。時間割の半数がそれぞれのクラスでの授業になります。そうすることにより、より多くの同級生と触れ合うことができ、様々な刺激によりお互いに高め合うことや、望ましい人間関係作りなど社会的な自立を図ることができます。また、2年時・3年時でのクラス替えが可能になります。

 「樟蔭プログラム」とは、中学1年生から高校3年生までの進路指導の流れ、各コースの取り組みや将来への展望など、生徒の成長の各段階に応じた進路意識の醸成を図るための6年間の進路カレンダーのことです。それぞれのコースを色分けして、ホームルーム教室に掲示しています。新たな取り組みなども追記して、樟蔭プログラム自身も成長していきます。

 「樟蔭キャリア入試」とは、来年度の高校入試から、従来の入試に新たに加えた入試方法のことです。これは生徒の中学校での頑張り、例えばクラブ活動や生徒会活動、クラス委員での活躍や学校外での活動の成果などを最大限評価して行う入試で、作文と面接で実施します。一定の基準は設けていますが、とにかく本校への入学を希望している、高校生活に前向きに全力で取り組もうとする熱意ある生徒のための入試です。

 樟蔭は、生徒が夢を育て、希望を実現していくために様々な取り組みを行っています。来年度に創立100周年を迎える「女子教育の樟蔭」をこれからも注目してください。