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校長ブログ

 12月20日に、平成29年度2学期終業式を行いました。その時の校長からの話の一部を紹介します。本校が最も大切にしている「思いやり」と「支え合い」をテーマにした話です。それを、ヘリコプターを例にして話をしましたが、聞いただけでは分かりにくいので、若手の教員2名による実演を見ながら説明をしていきました。以下の文はその骨子です。

 はねが回転して空を飛ぶものとして、馴染みのあるものが“竹トンボ”。しかしこれは、はねと胴体が一体となって飛んでいくのでヘリコプターとしては使えない。同じようにはねが回転して飛んでいくものとして、ドラえもんの“タケコプター”がある。漫画の中では、タケコプターを頭に着けて自由に飛んでいく。当然、身体は回転していない。

 普段よく見るヘリコプターは、メインローターという機体上部で回転する翼が1つのもの。1つだけの翼で飛ばそうとすると、機体が反作用によって逆回転してしまう(少し難しくなっているが興味のある人は自分で調べて)。そのために機体尾部にテールローターという小さな回転翼を付け、メインローターの回転とは反対方向に回転力を与え安定させている。“タケコプター”には描かれていないが、何か工夫がされているに違いない。

 テールローターの大きさはメインローターの約5分の1。目立たないが、機体をしっかりと支えている。テールローターがないと機体はヘリコプターの役目を果たせない。まさに縁の下の力持ち。機体上部の回転翼が1つのヘリコプターでは、大きなメインローターが機体を運んで行っているように見えるが、実はテールローターは不可欠なもの。

 みんなのクラスやクラブの中でも、同じようなことがあるかも知れない。また、様々な場面で立場が変わることがあるかも知れない。その時に大切なこと、忘れてはいけないことは、お互いへの感謝の気持ちと、自分に対する自信と誇りである。

 話の内容は以上のようなものですが、中学1年生から高校3年生が一緒に聞いているので、目で見てより分かり易くする必要があるため、2人の若手教員にメインローターとテールローターを演じてもらいました。これまでの始業式や終業式の中でも、時折、若手教員に舞台の上で様々な役を演じてもらっています。それは、彼らにとって良い研修の場となると同時に、生徒たちにより印象深く記憶に残してもらいたいという思いから昨年度より行っているものです。

校 長  楠野 宣孝

【English version】
Mysterious Mechanism

As the wings rotate and fly in the sky, we can see the familiar ‘bamboo dragonfly’. However, we cannot use it as a helicopter because the wings and fuselage fly together. Likewise, Doraemon ‘s “Takecopterr” acts in the same way, with its wings spinning and flying. In manga, Doraemon flies freely with a takecopeter on his head. Of course, his body is not rotating.
A helicopter you usually see has one wing that rotates at the top of the aircraft called the main rotor. If you try to fly with only one wing, the aircraft will rotate inversely by reaction (this is a little difficult, but you should investigate it by yourself if you are interested). To that end, a small rotating blade called a tail rotor is attached to the tail of the aircraft, and it is stabilized by using a turning force in the opposite direction to the rotation of the main rotor. Although they are not in the cartoon, some ingenious devices must have been invented.
The size of the tail rotor is about a fifth of that of the main rotor. It is inconspicuous but it supports the airframe firmly. Without a tail rotor the aircraft cannot fulfill the role of a helicopter. It is like a person who carries out a thankless task. In a helicopter with a rotary wing at the top of the fuselage, it seems that a big main rotor carries the aircraft, but in reality the tail rotor is indispensable.
There may be similar cases in everyone’s classes and clubs. The position may also change according to the situation. What is important at that time, what should not be forgotten, is gratitude to each other, confidence, and pride in you.

Principal Nobutaka Kusuno