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樟蔭レポート

阿南里恵さんの講演会 より

情操委員会では毎年講師を招いて講演会を催している。今年は2月に日本対がんセンターから 阿南里恵(あなみ りえ)さんをお招きし、会館で中学1年生から高校2年生までの生徒がお話をお聞きした。 阿南さんは「命の授業」と題して、幅広い年齢にわたる生徒に対してどの学年にもわかりやすく話して下さった。

 

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阿南さんは本校と同じ地元の東大阪出身で、学生時代を過ごし、その後上京して就職されたが23歳の時に子宮頸癌となり、抗がん剤治療や手術を経て社会復帰された。

講演ではご自身の体験を通じて多くの女性に婦人病に対する正しい認識を持ち、女性として幸せな人生を送ってほしいと、語りかけるように話された。また、病気のことにとどまらず、家族のこと、友人のこと、人生のことなど、今までご自身が感じたり考えたりしたことを率直に語られ、思春期の生徒たちの心に響くものが多かったようだ。約2時間ほどであったが、生徒たちは真剣に耳を傾けて聞き入っていた。

 

講演の後、教師と生徒たちにアンケートを取り感想を聞いてみた。以下いくつかを紹介する。

教師の感想より;

*阿南さんのお話がとても上手で、わかりやすく、予防できる癌もあるという説明をして下さって良かったです。母と娘の関係、家族の関係、幸せについて、色々と考えさせられた講演でした。

*命の大切さがわかる良い内容でした。生徒もとても熱心に聴いていたと思います。ご自身の体験を通じてたくさんの人に伝えるというのは、勇気がいります。検診の大切さも啓発されていて立派だと思いました。

生徒の感想より;

*今まで聞いた講演会の中で一番感動をしました。癌になってしまった時の気持ち、周りの人のこと、そして癌になって気付いた幸せについてどの話も深く心に入ってきました。私の周りにもこれから何が起こるかわかりません。でも今日の阿南さんのお話は忘れることはないと思います。これからの人生何事も感謝して幸せだということを忘れずに過ごしたいと思いました。

*阿南さんも言われる通り、「一人では乗り越えられなかったけど、家族や仲間がいてくれたおかげで乗り越えることができた。」この言葉にピンときました。

*今私ができることは何か、もし今自分や家族が死ぬということが怖いし不安だし、想像もできないんです。今回の講演で普通に生活していることが幸せであるということがよく分かったし、今私がすべきことをして後悔のないようにしたいと思います。

 

 

樟蔭学園の建学の精神の中には「高き知性と豊かな情操を身につける」と記されており、知識や勉学と共に内面を高めていく事が両輪として求められている。深みのある心優しい女性を目指して、これからも感動できる行事を重ねていくことが求められていると思う。

 

情操委員会 三藤亮介