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樟蔭レポート

みなさん、はじめまして!

今年度より、1年夏組と2年雲組の代理担任、軽音楽部の顧問をしている、立部 早智子です。

授業は、1年春組・夏組・秋組の古典演習と1年星組の国語総合、3年虹組の古典Bを担当しています。

今、1年星組の国語総合では、『羅生門』を勉強しています。暇を出され、飢え死にをするか盗人になるかで悩んでいた下人が、羅生門の上で、生きるために仕方なく死人の髪を抜き、かつらにして売ろうとする老婆の姿を見て、盗人になると決意し、老婆の着物を剥ぎ取って去って行く、あのお話です。

今日の授業では、一番最後の「下人の行方は、誰も知らない。」に続くお話(その後、下人はどうなったのかという、下人の行方)を考えてもらいました。私も高校生の時に、「その後の下人の行方を考えて来なさい」という課題が出た記憶があります。(ただ、自分がどんな内容を書いたのか、全く記憶がありません・・・)

生徒がどのような文章を書いてきてくれたかというと・・・(以下、生徒の文章を参照)

・老婆の着物を売ってお金になると、こんなにも簡単にお金が手に入るのかと思った下人は、羅生門に行っては死人の着物を剥ぎ取り、それを売るということを繰り返す、正真正銘の盗人となった。

・下人は老婆から奪った着物を売ったことで、少しのお金が入った。しかし、下人の心には少しの罪悪感が湧いてきたため、そのお金で少しの食べ物と着物を買うと、羅生門に戻りそれを老婆に与えた。当の下人は、新しい職に就いて一生懸命働き、老婆はかつらを売り続けた。

などなど、さまざまな「その後の下人の行方」を考えてくれました。

普段から生徒には、自分なりの考えを持ちなさいと言っています。いずれ、彼女たちも志望理由書や小論文を書くことになるでしょう。その時に、人を説得できるだけの文章を書くためには、普段から自分の考えを持つようにしておかないといけません。彼女たちには、人と同じ考えでもいいから、そこに自分なりの考えをプラスαして、しっかりと説明できるようになってほしいと思っています。今日の授業が、自分の考えを持つきっかけに、少しでもなってくれていますように・・・

 

立部 早智子