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樟蔭レポート

今年度、CS(キャリアサポート)クラスの担任はふたり体制になりました。ふたりめのCS担任になった私は、4月から今日までCS生と接する中で、以前にも増して「“学校に来にくい”ということを理解したい」という気持ちが大きくなっています。学校に来たくても来られないという状態は、一体どういうことなんだろう……、どうすれば学校に来られるようになるんだろう……といつも考えています。

色々な本を読んだり、また他校の先生とお話ししたり、研修があれば積極的に参加したり、私なりに情報を集め理解しようと努めています。

CS生の話を聞き、自分のことのように感じたいと思っています。CS生が何に苦しみ、何に困っているのかを分かりたいと思って接しています。

お子さんが登校を渋るようになると、保護者の方もお辛いと思います。「まさか、うちの子が!!!」とショックを受け、相当なストレスになると思います。「子育てが間違っていたのでは?」とご自分を責めておられることも多く、「この状態がいつまで続くのだろう?」と長いトンネルの暗闇の中にでもいるような気持ちになっておれると思います。そういった保護者の方にも寄り添いながら、生徒の成長を願っている毎日です。

子育ては、植物を育てるのに似ていると思います。日の光を当て、お水を注いで、肥料をやって、雑草を抜いて、見守る。やることをやったら見守るしかないのです。「早く伸びろ~」と思って引っ張ったら、根が抜けてダメになります。こちらのスピードで伸びることを強いても良いことはありません。

だけど、わが子のこととなるとこれがなかなか難しい!!!しびれを切らして「いつまでそんなこと言ってんの!」「怠けているんじゃない⁈」「高校は単位を取らないといけないんだから!!」などなど・・・。大人の焦る気持ちをぶつけてしまうこともあるでしょう。そう言いたくなる気持ちは痛いほど分かります。

正解は何かなんて、分かりません。それでも、ひとりひとりの話を聞き、状況に応じて最大限の個人対応を心がけています。生まれたての小鹿のような震える足で歩いて行ってくれるのを見守る、それがCS担任の仕事だと思っています。

CS生に認定されればすべて解決するわけではありません。CS教室なら誰もが通えますというところでもありません。本人がどう考えどう行動するかが大事になってきます。CS担任は、CS生と話をして、考えをまとめるお手伝いや新たなチャレンジの一歩を踏み出すお手伝いをします。CS室には、すぐそばにコーチングスタッフもいます。スクールカウンセラーとの連携も、保健室との連携も密に行っています。もちろん、在籍クラスの担任ともよく情報交換をしています。

樟蔭中高にはキャリアサポートクラス(CSクラス)があります!!

 

原田真由美