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樟蔭レポート

2021.12.23.

 

仕事が終わって学校を出るとき,辺りはもうすっかり夜の様相。昨日12/22が冬至でしたから,日の入りも目一杯早くなっているのでしょう。

本日の樟蔭レポートは,高2主任の増井がお届けします。

寒い夜でも,震える屋外でも,だからこそのイベントが存在します。ライトアップと称していろいろなところを夜の闇から浮かび上がらせ,平素とはまた趣を異にする姿を見せてくれるのです。

以前から気になっていた京都嵐山。学校からも遠足や宿泊プログラムで何度か訪れた場所で,京都でも有名な景勝地です。

嵐山と言えば,あたたかな湯豆腐や湯葉,生麩なども大いに魅力的ですが,本日のお題は”花灯路”です。

山ごとライトアップなどというものはいったいどれほどのものなのか。灯篭に浮かび上がる散策路。NAKED,incのデザインアート。写真で見る限りは異世界の様相だが,さてさて。

電車では阪急・京福(嵐電)・JRなどで行けるが,まずは阪急嵐山駅より。駅自体がレトロな雰囲気を醸しており,駅前に”大いけばな”と”友禅の大行灯”が配されています。

中の島公園を抜けて,渡月橋を渡ります。橋上はすこぶる寒く,少し離れたところからの遠景がよろしいようです。

うむ。確かに山全体が浮かびあがってます。絶景でしたね。・・・しばし見入る。

そこからは,野宮神社と竹林の小路を中心に8の字ルート。写真に見るような静寂さはなく,多くの人がワイワイガヤガヤ。皆さんスマホやカメラを手に歩きます。

ぐるっと一回りした後,お目当ての宝厳院へ。これがまたすごかった。近くを通ることはあっても未だ見たことのなかった回遊式庭園。驚く広さの境内が幻想的に浮かんでおり,”映えスポット”だらけなんです。HPに掲載されている放射状の光の正体もしっかり確かめてきました。

帰りは嵐電で。駅自体が洒落た作りでアートな空間になっているのですが,夜は更に魅力的です。改札は無いし,短い1両編成の電車に乗りこめば道路を走って信号で止まるし,レトロな車両はガタピシ鳴るし,これは通にはたまらんでしょうね。

 

今は何でも簡単に手に入ります。わざわざ行かなくとも,見たい景色も,欲しい物もすぐ届く時代です。でもどうぞそれで満足しないでくださいね。誇張されているようなものもあるでしょうし,何より感動は実際の半分もないと思います。

残念ながら,嵐山花灯路は今回で17年の歴史に幕を下ろすそうで,同じものは見ることが叶いません。しかし,これからもいろんなイベントがまたどこかで行われることでしょう。腰を上げて一度行ってみてはどうでしょうか。