室町時代ってどんなイメージがあるでしょうか。
足利尊氏、金閣寺、銀閣寺、能(面)、座、馬借??、問丸??…
不肖ながら社会科を教えている身ですが、僕も「これ!」といったイメージはありません。
なんだかカオスなイメージです。室町時代といったら、「ややこしい」。
僕の勉強不足だと思っていたのですが、面白い本に出会いました。
その名も『室町は今日もハードボイルド―日本中世のアナーキーな世界―』
室町時代はカオスである、ということが分かる作品です。
表紙通りの内容です。
室町時代らしいエピソードがふんだんに語られています。
歴史が好きでなくても、エッセイとして書かれているので、とても読みやすいです。
室町時代がよく分からん!という人は、おすすめです。
「よく分からなくて良いんだ」ということが分かるはずです。
僕がこの本を読んで最も記憶にこびりついたのは、表題の「お前の母ちゃんでべそ」です。
それに秘められた意味とは…。
社会科 鈴木