学芸学部国際英語学科の教員養成目標及び当該目標を達成するための計画

中一種免(英語)・高一種免(英語)

 国際英語学科の教育は、「国際理解に貢献できる高度で実践的な英語運用能力」を身につけ、「自国の言語・文化を世界に向けて発信できる国際的な視野と教養」および「英語に関する深い理解」をもった人材の育成をめざす。
 本学科の教員養成の特長は、英語力の育成を、技術的な面のみで捉えるのではなく、人間の生活現実、特にはその文化的な面に焦点を当て、それとの結びつきにおいて実現できる実践的な力量を持った教師を育成することにある。この言語活動としての英語とその活動主体としての人間との関係への着目という基本姿勢は、英語教師として、今日ますます強く求められるものであると言えよう。 
 その実現のために本学科は、基本的な英語運用能力である「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能を、基礎固めから応用力の育成に至るまで段階的にトレーニングを重ね、現実の国際社会において通用する実践的な力量(英語力)の育成に力を入れる。また、外国文化との比較によって日本文化を学ぶなどし、学生の文化的な面に関する視野を深化・拡大させ、その人間的な充実・発展をもめざすとともに、その知見を生かし、広く世界に向けて日本文化を発信できる能力の育成をめざす。