田辺聖子文学館では、第17回特別企画展「大阪弁 ー田辺聖子のこだわりと技法ー」を開催しています!
2025年10月29日
大阪生まれの田辺聖子(1928-2019)は、生涯、関西で暮らし、作家として活躍しました。「私は大阪弁で発想するから、登場人物も大阪弁だ。舞台も上方だ」(『楽天少女通ります 私の履歴書』)と自ら述べていたように、「大阪弁」を駆使した数多の小説やエッセイを残しています。その「大阪弁」は作家の宮本輝氏から「田辺大阪弁」とも呼ばれた独特なもので、軽妙な会話文と巧緻な表記に加え、小説の地の文で方言解説がなされるなどネイティブではない読者への配慮に特徴があったと言えます。また、「大阪弁」への思い(こだわり)は、『大阪弁ちゃらんぽらん』(初版1978)と『大阪弁おもしろ草子』(初版1985)の2冊にまとめられ、今日も読み継がれています。
本展では、田辺文学を語るうえで欠くことのできない要素である「大阪弁」に注目し、そのこだわりと技法にアプローチします。
期間中、講演会やギャラリートークも開催されますので、ぜひご来館ください
開催告知が、読売新聞(夕刊)〔2025.10.25〕に掲載されました。
【新聞】
■読売新聞 2025.10.25(土)夕刊 3面「ええやん! かんさい」
▼大阪樟蔭女子大学田辺聖子文学館HP
https://bungakukan.osaka-shoin.ac.jp/events/20251001.php
【関連イベントおよびギャラリートーク開催のお知らせ】
■【講演会】「「お父さんみたいな人、知らんわっ。」は "I don't know... "でよいか ― 田辺聖子文学の翻訳あれこれ ― 」
講 師:小森道彦(大阪樟蔭女子大学学芸学部国際英語学科教授)
Jennifer Rose Smith(同志社大学グローバル・コミュニケーション学部助教)
日 時:2025年11月22日(土)13:30~14:30
場 所:学校法人樟蔭学園 記念館 Ⅿ101教室
定 員:30名 (申込先着順) / 参加料:無料
*講演終了後に学芸員によるギャラリートークを開催します(~15:30)
■学芸員によるギャラリートーク~(学芸員が常設展示と特別企画展について解説します。)
日 時:①2025年10月26日(日)13:30~14:30
②2025年11月11日(火)13:30~14:30
場 所:大阪樟蔭女子大学 田辺聖子文学館
定 員:15名 (申込先着順) / 参加料:無料
◎申込方法:お申し込みフォーム(申込期限 各開催日の3日前まで)
田辺聖子文学館イベント参加申込
*お申し込みフォームが開けない方は、下記のE-mailまたはFAXのいずれかで、
①イベント名、②開催日、③氏名、④連絡先(電話番号 または E-mailアドレス)を
明記して、お申し込みください。
※お問い合せ先:FAX;06-6723-8387 / mail;bungakukan@osaka-shoin.ac.jp










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