公開講座等(小阪キャンパス)

2007年9月29日(土)

「近松の世界『曽根崎心中』を中心に」が開催されました。

 大阪の竹本座で上演された『曽根崎心中』が当時いかに人気を博したか、また、その所以は何かに付いて熱演された。
 近松の描く大阪町人の義理と人情の世界、具体的な人形浄瑠璃の舞台や演出の説明が聞けてよかったとの感想が聞かれた。

(参加人数:一般 132名)
 

講演内容

 歴史ドラマとしてあった浄瑠璃に、当代市井人をはじめて主
人公に据えたのは、元禄16年(西暦1703年)5月、大坂竹本座
初演の『曽根崎心中』であった。世話物の誕生である。
近松世話物の主人公は、ひとしく愚かしき人物である。
しかし、それ故にこそ、またいとおしきものなのだという近松の深い思いが横たわる。
 近松の人間理解に思いをやりながら、今や世界の古典と呼ばれる『曽根崎心中』を、ドラマツルギーという観点から読みといていきたい。

講師

阪口 弘之 氏 (大阪市立大学名誉教授)

詳細

受講料  : 無料
対 象   : 一般成人及び学生 
日 時
平成19年9月29日(土) 14:00〜16:00 (13:30開場)
場 所  :  大阪樟蔭女子大学 小阪キャンパス
申込方法  :  ハガキ又はFAXに下記の事項をご記入の上、お申し込みください。
下記の「公開講座のお申込み・お問合せ」でも申込み可能です。
     <記入事項>  @参加タイトル名 A氏名(ふりがな) 
            B住所 C電話番号
      <申込先>   〒577-8550 東大阪市菱屋西4-2-26
             大阪樟蔭女子大学 国文学研究室
            TEL 06-6723-8292  FAX 06-6723-8154
申込締切  : 平成19年9月20日(木) 必着 
アクセス方法  :  
近鉄奈良線 河内小阪駅 下車 西へ300メートル (徒歩すぐ)
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮下さい。
その他  : 申込後、受講許可書はお送りしませんので、当日会場へお越しください。 




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