公開講座等(小阪キャンパス)

2009年7月25日(土)

【公開シンポジウム】国文学科日本語研究センター 公開シンポジウム
「日本語のヴァリエーションをめぐって」が開催されました。

 日本語の多様性について、三人の講師から、言語意識に関する多様性、方言に見られる文法の多様性、そして今進行しつつある日本語の変化という話題が提供されました。
 三人の講師に指定討論者を加えたディスカッションの時間には、それぞれの立場から意見が交換され、さらに、会場からも多数の質問が出され、活発な議論が展開されました。

20代から70代まで幅広い年齢層の方々からの参加があり、下記の様な感想が寄せられました。

・専門的な内容でありながら、専門の知識がなくてもわかるように話してくださったのでよかった。
・三人の講師の先生が個性豊かに話されてよかった。
・方言に関する詳しい話が聞けてよかった。
・方言の終助詞の意味を整理する枠がよいヒントになった。
・『は』の新しい用法について再認識した。
・自己表現の手段として方言を使うという最近の流れが面白かった。

 受講者の中からは、時間の関係で、割愛せざるを得なかった資料の内容についても「時間を延長してでも聞きたかった」という声がありました。


 参加人数:98人

講座内容

私たちが使っている日本語は様々な「顔」を持っています。地域毎の特徴を持った方言としての日本語、使われる世代が限定されている日本語、あるいは、特定の集団でのみ通じる日本語、など。このシンポジウムでは、さまざまな角度から日本語にアプローチし、その多様性の実態とそれを生み出す背景をさぐります。

講師

井上 優 氏 (国立国語研究所研究員)
陣内正敬 氏 (関西学院大学教授)
有田節子 氏 (大阪樟蔭女子大学 国文学科教授)

詳細

受講料  無料
対象 一般成人及び学生
日時 平成21年7月25日(土)13:30〜17:00
場所 大阪樟蔭女子大学 小阪キャンパス
アクセス方法 近鉄奈良線 河内小阪駅 下車 西へ400メートル(徒歩すぐ)
    ※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮下さい。
交通・アクセス

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