大阪樟蔭女子大学

第2回人間科学ワークショップ
  人間科学ワークショップは今回で2回目になり、人間科学部・短期大学部に所属する専任教員が日頃の研究成果を一般の方々に報告する講演会です。研究成果を 広く社会へ発信することで、市民との交流の場を共有したいと考えています。毎年、社会背景、地域性を考慮したテーマを設定し、一般の方々からも積極的に質 疑に加わっていただいています。
今回は関屋キャンパスの4名の専任教員が「環境心理学」「社会学」というそれぞれの専攻分野からテーマを絞り2つの報告を行いました。
今後も本学では、地域の諸施設・機関とも連携し、学習会や研究会などを実施、真に地域に「開かれた大学」を実現するため、今後より一層努めていきたいと考えています。

岩田紀さん
「環境に対する責任ある行動に関連する心理的要因」
環 境に対する責任ある行動とは環境保全に寄与する行動である。私は、これまで、日常このような行動をどの程度頻繁に行っているかに関するデータから、環境に 対する責任ある行動に関する個人の指標を算出し、この指標と環境に対する責任ある行動に関連すると思われる態度・欲求などの心理的特質との関連を中心に検 討を進めてきた。今回、これらの研究を中心にこれまでこの分野で行ってきた私の仕事の一端を紹介します。
武村一夫さん
  「香芝市のニュータウン化現象についての基礎研究」

大 阪樟蔭女子大学・関屋キャンパスが位置する香芝市は、大阪市通勤圏のベッドタウンとして戦後急速に発展した。人口の増大、市制転換など、新しい町として発 展を続ける典型的な「ニュータウン化」のただ中にあるまちである。本報告では、香芝市における「ニュータウン化」現象を政治的・社会文化的にトータルに理 解するためのファーストステップとして、香芝市のプロフィールとエリアスタディとしての展開可能性を紹介します。
 
野中亮さん
中井歩さん
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