大阪樟蔭女子大学

平成21年度大阪樟蔭女子大学現代GPシンポジウム 男女共同参画社会における 支援モデル
 

ポスター

■当日のタイムスケジュール
時間 プログラム
14:00〜 シンポジウム開会
第一部 学生による研究成果報告(60分)
パネルディスカッション(40分)
〜休憩(10分)〜
16:00〜 第二部 基調講演(60分)
17:15 シンポジウム閉会

本年度のシンポジウムは、学生による子育て支援に関する調査実践に基づく支援モデルの提言、旭山動物園園長による「動物と人間の子育て」に関する講演会の二部構成で行います。本学ではこれまで、子育て支援の教育プログラムを通して、学生が男女共同参画社会における子育て支援のあり方について、家庭及び社会、地域における現状を調査分析し、「家庭の子育て機能不全」「地域コミュニティーの子育て支援機能の低下」などの問題解決を図る子育て支援プロジェクトを企画・実践してきました。これらの教育実績とともに、本学実施の子育て支援にかかわる様々な調査研究や支援プロジェクトに基づいて、学生が考えた「男女共同参画社会における子育て支援モデル」の提言を行います。また子育ての基礎理解という観点からは、長年多くの動物と関わってこられた動物学者、旭山動物園園長の坂東様をお招きし、動物の子育てを通して見たヒトの子育てについてご講演いただきます。「子育て」または「子育て支援」を大きく捉え、地域協創型の子育て支援のあり方について、多くの皆さんと可能性を探るとともに多角的に検討していきます。多数のご参加お待ちしております。
 
研究成果報告
「学生による男女共同参画社会における子育て支援モデルの提言」
現代 G P 取組説明
子育て支援開発センター長
菊野 春雄氏
学生発表
[ 提言1 ] 子育て支援 理論モデル
[ 提言2 ] 子育て支援 実践モデル
 
パネルディスカッション
「男女共同参画社会における子育て支援モデルの検討」
コーディネーター
子育て支援開発センター調査研究部門長
甲村 弘子氏
パネリスト
奈良県福祉部こども家庭局少子化対策室室長
西村 多恵子氏
行政の立場から
東芝情報機器株式会社関西支社システムソリューション第一営業部部長
橋本 恵一氏
企業の立場から
なら大人塾代表
阿波谷 俊一氏
男性の立場から
子育てサポートグループ Doula club 代表
三木 幸氏
女性の立場から
子育て支援開発センター教育開発部門長
山崎 晃男氏
大学の立場から
 
基調講演
旭山動物園園長 坂東 元氏

旭山動物園園長
坂東 元氏

「動物の子育てから見る人間の子育て」

基調講演では子育ての基礎理解という観点から、旭山動物園園長の坂東様をお招きし、動物の子育てを通して見た人間の子育てや子育て支援についてお話をいただきます。日本の動物園で一般的な、動物の姿形を見せることに主眼を置いた「形態展示」ではなく、動物の生態系を生かした行動や生活を見せる「行動展示」を導入された実績、そこから見えてくる動物本来の子育ての姿、子どもへの接し方などを紹介いただき、私たちが忘れていた本来あるべき子育てとは何か、今必要なことは何かを、多くの皆様とともに考えたいと思います。

基調講演[講師プロフィール]
1961年北海道旭川市生まれ、1986年に酪農学園大学酪農学部獣医学修士課程を卒業、同年5月から旭川市旭山動物園に勤務、2004年から副園長を務め2009年4月から定年退職の小菅正夫さんに代わって園長を務められています。旭山動物園は日本最北の動物園で、一時は閉鎖の危機に直面したものの動物の生活をありのまま見せる「行動展示」で注目を集め、今では東京の上野動物園と入園者で肩を並べるほどの人気動物園になりました。行動展示は坂東さんが生み出しました。坂東さんは1997年の「こども牧場」から「ちんぱんじー館」「レッサーパンダ舎」「オオカミの森」まで施設のデザインを担当、数々のアイデアを出し具体化されました。また手書きの情報発信やもぐもぐタイムなどのソフト面でも係の中心となり具体化、システム化を図られました。現在は、エゾシカの森、テナガザル舎の設計など手がけておられます。動物たちが本当に生き生きと過ごせる空間で生きて欲しいという動物への想いと、どうしたら人が本当に動物園でゆったり満足してもらえるかという両方の視点を大切にした動物園創りを目指されています。著書に『夢の動物園 旭山動物園の明日』『動物と向きあって生きる』などがあります。

主催: 大阪樟蔭女子大学子育て支援開発センター
後援: 奈良県、奈良県教育委員会、香芝市、香芝市教育委員会
 
日程   2010年2月27日(土)
日時   14:00〜17:15
場所   大阪樟蔭女子大学 関屋キャンパス受講無料
お問い合わせ先   大阪樟蔭女子大学子育て支援開発センター
  〒639-0298 香芝市関屋958
  TEL 0745-71-3172
  FAX 0745-71-3164
  E-mail:s-gakujyutsu@osaka-shoin.ac.jp
  受講無料
     
【気象警報発令時における対応について】
午前11時の時点で、大阪府または奈良県北部に警報(暴風・大雨・洪水)が発令されている場合は、シンポジウムを中止させていただきます。

下記のメールフォーム、またはFAX、e-mailでも申し込みが可能です。住所、氏名(フリガナ)、電話番号とシンポジウム参加希望の旨を明記してください。 なお受講許可証等はお送りしませんので当日会場へお越しください。
 
締切り:平成22年2月26日(金)
当シンポジウムは終了いたしました。
      

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