教育の特色

FEATURES OF EDUCATION

幼児期は、未来を生きるための根っこを育てる大切な時期。
たっぷりと時間をかけ、十分に深くおろした根っこからは、
いつの日にか大空に向かって真っすぐに伸びるすこやかな木が育ちます。

未来を生きるための根っこを育てる

私達が考える幼稚園の教育とは、樹木に例えると、「根っこ」を育てる教育であると考えています。幼児期の生活の中心は遊びであり、そこから約束やルールを守ることの大切さに気づき、互いの尊重や責任、忍耐、思いやりなどの人間関係の基礎を身につけていきます。

また新鮮な好奇心や探求心が刺激され、将来、知識を蓄えるための基礎が培われます。そのためにはこの大切な幼児期に数多くの様々な経験や体験を積み重ねることが重要であり、そしてそのことがより良い生活を送るための「根っこ」を育てることになると私達は考えています。

子ども達一人ひとりの輝く未来に向かってその素地を作ることが、私達の使命であると考えています。

教育の特色

あそびから学ぶ

子ども達は様々な遊びや経験、体験を通して成長していきます。本園ではそんな子ども達の"遊び"を大切に考えています。芝生の園庭で走ったり、転がったり、"どろんこパンツ"になって土のぬくもりや冷たさを感じて泥んこになったり…五感で感じ、想像力が膨らむ遊びが、将来の大きな成長に繋がります。

園庭芝生化プロジェクト

いのちを育む

命あるものに接することで、子ども達はやさしさや、慈しみ、大切に思う気持ちを育くんでいきます。本園では自分達で野菜を育てたり、小動物と触れ合ったり…人間の基礎である、愛し愛される気持ちを育みます。また子ども達の身体づくりを考え"美味しい給食"を実施し、園内で収穫した野菜や果物を食べる等"食育"を大切にしています。

食育プロジェクト

うけとめて伸ばす

運動の得意な子、描画や絵本に没頭する子…個性豊かな子ども達の能力を伸ばすには、一人ひとりの個性を受け止め、寄り添い、子どもの「やってみたい」という自主性を育てる「受け止めて伸ばす教育」が大切と考えます。本園では経験豊かな保育者が在籍し、幼稚園全体で応援します。子ども達の育ちを見つめる目には自信があります。

研究

えりすぐりの体験を

大学附属幼稚園、子ども研究所施設としての役割を大切に考えています。保護者には専門家による講演会を、子ども達には大学・高校の教員による保育(プログラミング教室、English for Kids、夏・冬休みの講座)など本物に触れる機会を取り入れています。
また附属の高校生や大学生もよく遊びにきてくれます。この出会いが豊かな人間性を育みます。

併設校との具体的な取り組み

おやこの絆を深める

昔から変わらぬ思い、それは子ども達の成長に不可欠なエネルギーは親子の愛情であるという思いです。親子での登降園、手作りのお弁当…この経験こそが親子の財産になるでしょう。本園では降園時に園での様子をお伝えする等、保護者とのコミュニケーションを大切にし、共に子ども達の成長を支えたいと考えています。

子育て支援

新しい取り組み

小学校での授業に備えて
附属幼稚園ならでは専門性の高い教育プログラムを導入しました。

英語教育本物の英語が身につく

2020年度から英語教育が本格化され、小学校3年生から外国語活動が導入されます。
本園では、大阪樟蔭女子大学児童教育学科・国際英語学科の協力を得て、長期的な視野に立ったカリキュラムを作成。ネイティブの教授が指導にあたります。また、ELTC(英語教育センター)の外国人スタッフが園児と交流、無理なく自然に英語にふれる時間を設けます。

A B C D E F G
年少:歌・手遊び・ゲームなど「言葉(単語)を知る」 | 年中:簡単な語句や文章などで「話し」をする | 年長:挨拶・簡単な受け答えなど「会話」を楽しむ
開催日 講師
年長 週1回(30分程度)
5月から開始予定
Tony.Minotti講師(大阪樟蔭女子大学国際英語学科)
年中 月2回(各30分程度)
5月から開始予定
兼重 昇教授(大阪樟蔭女子大学児童教育学科)
年少 月1回(30分程度)
9月から開始予定
樟蔭学園 ELTC(英語教育センター)スタッフ
年長
開催日
週1回(30分程度)5月から開始予定
講師
Tony.Minotti講師(大阪樟蔭女子大学国際英語学科)
年中
開催日
月2回(各30分程度)5月から開始予定
講師
兼重 昇教授(大阪樟蔭女子大学児童教育学科)
年少
開催日
月1回(30分程度)9月から開始予定
講師
樟蔭学園 ELTC(英語教育センター)スタッフ

実験工作・プログラミング教育最先端の科学に触れる

2020年度から、小学校のプログラミング教育が必修となります。
大学・児童教育学部の附属機関である本園では、大学・児童教育学部の支援のもとプログラミング教育を取り入れることによって、早い時期からプログラミング的思考(論理的思考)を養っていきます。
園長先生(京都大学大学院理学研究科修了)をはじめ、大学のIT技術スタッフが協力。長年培われた専門の知識・技術を駆使して、子ども達が楽しく学習できるようカリキュラムを準備しています。

【実験工作】

光・静電気・音・空気などに関わる身の回りの現象を実験や工作で体験します。

※月1回(30分程度)

メビウスの帯、錯視図、トランプマジック、なぞなぞの不思議体験など
【プログラミング】

色の組み合わせによる指示により、紙に描いた線を辿って動くロボットを使用します。

※月1回(30分程度)

自分たちで考えて工夫したものが実際に動いていくことによって、
遊びながらプログラミング思考を身につけていきます。