理事長　新年のご挨拶

　新年あけましておめでとうございます。

　皆様におかれましては、健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

　昨年は新型コロナウイルス感染症の拡大により、皆さま方の生活にも多大な影響を及ぼし、困難や不安の中で過ごされたことと拝察し、心よりお見舞い申し上げます。

　本学園におきましても、これまで当たり前だった学園の日常が大きく変わりました。2月に「樟蔭学園危機対策本部」を設置し、社会的な状況を考慮しながら、学生・生徒・園児の安全を最優先する取り組みを行ってきました。

　ソーシャルディスタンス、3密の回避など人との距離感にも変化が生じたことで、教育現場も大きく変わりました。設置学校においては、学生・生徒の学びを止めないことを最優先に考え対応してまいりました。

　本学園は、社会情勢が変化しても、質の高い理想的な女子教育の実践を志した創立者の精神を問い続け、「高い知性と豊かな情操を兼ね備えた社会で貢献できる女性の育成」に努めるとともに、次世代に誇れる学園として更なる飛躍を遂げていきたいと考えています。
　明るい未来に向けて、なお一層の努力を続けて参りますので、引き続き皆様からのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

　末筆になりましたが、コロナ禍が一日でも早く終息し、穏やかな生活が戻ることを願いますとともに、皆様にとりまして本年が実りのある飛躍の年となりますことを心からお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

学校法人樟蔭学園　理事長　森　眞太郎

令和三年　元旦