樟蔭学園の理念

理事長挨拶

理事長 森 眞太郎

 樟蔭学園は1917 (大正 6 )年に創立され、充実した設備、優れた指導者、良好な教育環境を整えて、現代社会に対応し得る「高い知性」と「豊かな情操」を兼ね備えた女性の育成を教育理念として掲げ、以来百余年にわたって女子教育の発展に貢献してまいりました。

 樟蔭学園は創立者やこれまで学園の発展にかかわってこられた多くの方々の思いやその貢献に思いを馳せ、新たな未来へ向かって学園全体で一つの方向を目指していくことを決意し、これを長期ビジョン「 Shoin Vision 2030 」に結実させました。 これは、建学の精神へ立ち戻り、「樟(くすのき)のように内なる輝きを発する女性」を育成する『樟蔭美』をブランドコアとして提唱し、設置学校が掲げるテーマのもと、それぞれのステージにおいて創立者の思いを 「 樟蔭美 」 に昇華して、学園として同じ方向を向いて歩んでいくあるべき姿を明確化し共有化する未来への航海図です。

 本学園は、社会情勢が変化しても常に適合していくことができるよう「樟蔭美」のもと、学園の核となる教育の質を高め、本学園で学ぶ意味をしっかりと社会に伝え、創立者の意志と社会の期待価値に応えていき、持続可能な経営基盤を築いていきます。

 本学園の理念をご理解いただき、皆様からのご支援・ご協力を頂戴できますことを心より願っております。

 

学校法人 樟蔭学園
理事長 森 眞太郎