2020年度

学生有志による和歌山県かつらぎ町との連携事業が紹介されました

2020年10月09日

2016年、大学は和歌山県が進める『大学のふるさと』事業※の主旨に賛同し、かつらぎ町と地域交流事業にかかわる協定を締結しました。本学ならではの強みを活かし、地域資源を活用した健康レシピづくり、学生による子育て支援事業や子ども園での造形活動などの活動を行っています。

今回、下記の取り組みがメディアで紹介されました。

取り組み①健康レシピの作成
本取り組みは、2016年から始まり2019年度は健康栄養学科調理学研究室安藤真美ゼミの4年生9名がかつらぎ町健康推進課と連携し、町の管理栄養士と共に減塩をテーマにしたレシピ集『健康レシピ』を作成しました。
開発したレシピは計10品。減塩をメインテーマに「災害時の簡単レシピ」「生活習慣病予防レシピ」「フレイル対策レシピ」を展開しています。
かつらぎ町では、独自に実施したアンケート結果により、高齢者の塩分摂取量が多いことがわかり生活習慣病を予防するための食生活の改善指導に力を入れています。「減塩食はおいしくない」「取り組もうと思っても長続きしない」という町民の声に答え、かつらぎ町と協力して、地元の食材を使ったおいしく手軽な減塩料理のレシピを考案しました。レシピは、学校給食での提供や、住民の方々への食事指導にも活用され、かつらぎ町の健康維持に貢献しています。

これらのレシピはクックパット「和歌山県かつらぎ町のキッチン」で紹介されています
掲載ページ https://cookpad.com/recipe/list/34665471

【新聞】
■読売新聞 掲載:2020年3月25日(水)和歌山
■毎日新聞 朝刊 掲載:2020年10月7日(水)23面
https://mainichi.jp/articles/20201003/ddl/k30/040/366000c

【広報誌】
■『健康レシピ』
■かつらぎ町広報誌「広報かつらぎ5月号」 P2
■かつらぎ町広報誌「広報かつらぎ10月号」 P8~9

取り組み② おすすめ絵本
イキ×ラボ・チャレンジプロジェクトの「グリムプロジェクト2020」のメンバーがかつらぎ町との連携事業として、町の広報誌に毎月全6回の連載で学生が薦める絵本を紹介するとともに、その絵本のPOPを作成し町立図書館に設置していただいています。
今回は児童教育学科2年生の笹野芙羽さんのオススメ絵本が掲載されました。

これまで「グリムプロジェクト」は、連携先の市町村地に出向き、絵本の読み聞かせや大型絵本、ゲームなどの催しなど行ってきましたが、コロナウィルス感染拡大を懸念し、遠隔でできる新たな活動の形を模索して取り組んでいます。

【冊子】
■かつらぎ町広報誌「広報かつらぎ10月号」 P13

 

※大学のふるさと事業について 人口減少や少子高齢化の進行により地域活力が低下している過疎地域において、人材育成における実践的教育や地域貢献活動に対する関心の高い大学が、地域の方々と共に地域課題の解決に向けた協働活動を行い、継続的に交流する取り組みのこと。