大阪樟蔭女子大学

文部科学省選定 大学教育改革支援プログラム
学生による地域協創型子育てモデルの開発
総合的人間力を育てるサイクルプロジェクト
取組について
取組の実施計画について
概念図
有資格者等に対する児童英語の学び直しと教育現場での英語活動指導力育成プログラム
 
2009年度現代GPシンポジウム活動報告
最終報告(2009年度現代GPシンポジウム活動報告)
 
2008年度現代GPシンポジウム「大学教育の新たな挑戦」
2008年度現代GPシンポジウム
活動報告
 
平成20年度学生提案型インターンシップ報告会
平成20年度学生提案型
インターンシップ報告会
 
現代GP「実践的総合キャリア教育の進捗」シンポジウム 大学教育の新たな挑戦
2007年度現代GPシンポジウム
活動報告
TOP > 文部科学省選定 大学教育改革支援プログラム > 総合的人間力を育てるサイクルプロジェクト
 > 取組の実施計画について
文部科学省選定 大学教育改革支援プログラム
 
総合的人間力を育てるサイクルプロジェクト 総合的人間力を育てるサイクルプロジェクト(ジェネリックスキルを用いたキャリア教育プログラム)

取組の実施計画について

取組の全体スケジュール及び各年次の実施計画

  • 正課授業内におけるジェネリック・スキル教育については、平成19年度秋期から、特定の学科(学芸学部英米文学科、食物栄養学科)における特定の既存科目(教養教育科目、当該学科専門科目)内で実施し、これを評価検証しながら、科目の拡大につなげていきます。
  • キャリア科目のうち「キャリアデザイン」は平成19年度秋期より開講しました。
  • 新たなスキームに基づくインターンシップ及び地域貢献については、平成20年度からのスタートに向けて、準備を進めていきます。

実施計画

 

教職員と学生との関係を含めた、実施体制等の具体的な展開

 従来のインターンシップを含むキャリア教育をより一層充実したものとすべく、平成19年4月に新設した進路支援室が中心となり、迅速な対応をとります。

 進路支援室は、産官学連携の窓口としてスキームを発案し、その具体化に向けて学内の各種委員会との連携を進めていきます。
対学生については、本学全専任教員が開設している『オフィスアワー(教員が研究室に週1コマ常駐し、学生からの履修や進路についての質問等に答える体制)』を有効に活用するとともに、『アドバイザー制度(学生を少人数のグループに分け、学科の専任教員がアドバイザーとなる担任制度)』を更に有効に活用して、Webポートフォリオや面談を通して個別の学生の成長を見守り、支援します。

 本取組は、基本的に平成19年度以降の入学生を対象とした取組です。
したがってプログラムB・C・Dについては、平成19年度入学生の学年配当に合わせた形で順次段階を踏んで各学年で実施していきます。
プログラムAについては、対象科目を順次拡大していくことを想定しており、当該授業を受講する全学生を対象として実施します。
授業運営については、ビデオ録画等を用いつつ、教育効果の検証、授業方法の改善等を進めていくとともに、必要に応じてTA(Teaching Assistant)の配置を拡充します。
また上回生講師(就職アドバイザー)として、内定取得済みの学生をキャリア科目に活用します。

 こうした試みは現在正課外のプログラムとして3回生の希望者を対象として実施していますが、平成20年度より、これを正課のキャリア科目の中に組み込みます。

 

取組期間終了後の大学等における取組の展開の予定(財政的措置を含む)

 取組期間終了が、直ちに取組の終了となるわけではありません。キャリア教育は、学生の入学から卒業まで、一貫して行っていくことにその価値があり、そうした意味では平成19年度の入学生が社会に出て行き、社会的な評価を受けて初めて取組の真価が問われます。
したがって、本学の取組期間が終了した先でこそ、本取組の真価が問われると考えるべきであり、同窓会や企業との連携による『社会の評価』を通して本取組をブラッシュアップしていきます。
 
さらに取組期間終了後には、本取組での試行学科における成果を踏まえ、サイクル・プロジェクトの全学的な実施に向けて、検証を進めます。さらには本学園の中学、高校との連携に則り、サイクル・プロジェクトを中高大連携プロジェクトとして拡大し、特に正課授業内でのジェネリック・スキル教育に関しては、中学生段階からの早期スタートを検討します。

 また教育の根底に関わるジェネリック・スキル教育については、一つでも多くの大学に広めていく使命があると考えられます。従って、他大学と共同の(学生も交えた)フォーラムやセミナー等の開催を拡大し、他大学と連携しての学生の交換研修、あるいは本学の取組を学生自身が高校生に伝える、といった営みを通じて、学生のジェネリック・スキルを高めることと、広く大学、社会におけるジェネリック・スキル教育の浸透を図ります。

 また、このような施策にかかる財政的措置に関しては、本取組の成果の公表・波及に努め、本学の特徴となる教育プログラムとして経常的経費に組み入れ、本取組の定着・拡充に努めます。

 
ページの先頭へ

Copyright (C) SHOIN GAKUEN. All rights reserved.