日程
(秋期日程については決定しだいお知らせします。)
春期講座 |
4月25日(土) |
5月9日(土) |
5月23日(土) |
5月30日(土) |
6月13日(土) |
6月27日(土) |
7月4日(土) |
7月18日(土) |
プログラムの目的
英語活動指導力育成プログラムの目的は、現職の小学校の先生(あるいはこの分野に興味のある方)が、新学習指導要領に則り、教室で「小学校英語活動」を実践していくのに必要な知識やノウハウを体験的に学べると同時に、学年に対応した活動内容へのヒントも提示します。
講座は全15回のセッションの積み上げにより成り立ち、すべてのセッションへの出席は必須です。セッションによっては、講義形式、グループ形式、体を動かすワークショップ形式と必要に応じて様々な形で実施されます。
講師陣はネイティブの教員を中心として(日本人教員も内容に応じて参加します)、セッションごとに専門知識を持ち経験豊富な講師が担当します。
到達目標は、学年に応じた「英語活動」の授業が自分で組み立てられること。そのために最終回のセッションではグループごとの発表(模擬授業)が取り入れられ、それへの省察や講評が入ります。
従って、この分野での深みと広がりある知識とノウハウ、そして英語力が同時に身に付くことになります。
講習内容
英語活動
「小学校英語活動」へのイントロダクション
国際理解教育の一環としての英語活動/小学校英語活動の目的と目標の設定
本講座のこれからの進め方と目指すもの
- (1)ALTとの協働
- クラス担任の役割・ALTの役割/クラスルーム・マネジメント
- (2)子どもに英語を教えるための基礎知識
- 子どもはいかに言葉を身につけるか/言語と脳の働きとの関係/早くはじめれば良いのか?
- (3)コミュニカティブ・ティーチングとは
- 「コミュニカティブ・イングリッシュ」とは/コミュニケーションを促進させる活動
- (4)ドラマの手法を通じて教える
- 簡単なスクリプトの利用/ドラマによるテクニックあれこれ/ペアやグループでの実演
- (5)クロス・カリキュラムを考える
- クロス・カリキュラムの活動とは/他教科で英語をどのように使うか
- (6)ゲームの利用
- 学年に応じたゲームの使い方/協働的かつ非競争的ゲーム/生徒の参加を促す
- (7)ゲームジェスチャー・フラッシュカードを使う
- ジェスチャーとコミュニケーション/フラッシュカードを効果的に使う/ボディランゲージとは
- (8)国際理解教育としての視点
- より広い視点に立つことの重要性
- (9)レッスンプランを効果的に立てる
- レッスンプランの立て方/『英語ノート』の使い方/学年に応じたプラン
- (10)アルファベットに親しむ
- ローマ字は英語なのか/ローマ字指導との関連において
- (11)発音とイントネーションのワークショップ
- 日本人に苦手な発音を重点的に練習する/あなたの発音を判定します/イントネーションの重要性
- (12)ストーリーとストーリー・テリング
- ストーリー・テリングのテクニック/教室でストーリーを効果的につかうには/子どもにふさわしい本を選ぶ
- (13)歌・音楽・チャンツの使い方
- なぜ歌やチャンツが有効なのか/歌やチャンツの選び方/オリジナルなチャンツを作る
- (14)総まとめ
- レッスンプランを立てる/レッスンプランを書いてみる/必要な教材・小道具に関して
- (15)ファイナル・プレゼンテーション
- 模擬授業/省察・評価/フィードバック
※ 英語活動指導力育成プログラムの講習の順序はクラスにより異なります。
また、内容により2時間連続して行うものがあります。
※プログラムの内容は、現在予定している内容です。
今後、さらに検討を加え、担当講師とも協議のうえ、変更することがあります。
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