妊娠・出産から子育ての一連の過程をめぐっては、父親の育児不参加、母親の育児不安、乳幼児の発達不全等の諸問題が深刻化しています。本取組の目的は、学生が男女共同参画社会における子育てを学び、地域に対して子育て支援モデルの提言を行うことです。この取組で、学生は大学内外の子育て支援をめぐる知の集積を活用し学びながら、子育て支援モデルの構築を図り、研究成果を社会へ発信します。その結果、子育てに係る施策の充実・整備が進むことが期待されます。
本学は2つの異なる都市近郊型地域と連携して、学生が子育て施策を分析し、子育て支援プロジェクトを企画・実践いたします。この教育プログラムを通じ、これからの社会に求められる、理論と実践の両方を兼ね備えた学生の子育て支援力の養成を行います。学生が地域の子育て施策に参画し問題の解決を図ることで、地域の少子化対策プロジェクトの一翼を担うとともに、地域協創型社会の創生と地域の人材育成を行います。
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