教育改革への有効性 |
|
|
|
取組における教育課程、教育方法等への創意工夫について |
|
|
|
本取組の特徴は、教養教育及び専門教育の正課授業にジェネリック・スキル教育を潜り込ませることにあります。これにより学生個人が自分の課題や目的を認識し、また、教員がそれをチェックして学生個々の状態を把握することを通して、学生と教員が協働で学習に取り組み、またその効果を感じとり、各授業で目標とする能力を向上させていくことが可能となります。
教職員の連携、就職活動等を経験した上回生並びに連携企業の外部講師による綿密な指導といった方式は、全ての大学において転用可能な汎用性の高い教育方法となり得ると考えられ、全国的な大学教育改革への発展が期待されます。 |
|
|
|
取組における実施体制等の創意工夫について |
|
|
|
本取組を実施していくに当たり、教育開発機構を発足させました。本機構はプロジェクト型の下位部会からなる機構であり、大学の置かれた状況に応じて柔軟なかつ迅速な組織編成を可能とした機構です。
また同時に発足させた進路支援室との連携により、キャリア教育において効果を図る為の創意工夫が図られるものと考えます。 |
|
|
|
取組により期待できる成果等の教育改革への有効性について |
|
|
|
学生のジェネリック・スキル養成を目指す本取組は、学生の学習スキルそのものを向上させる試みです。授業という場をコミュニケーションの場、知的生産の場、集団での課題遂行の場であると捉えるならばジェネリック・スキルは、大学が目指すべき授業構成の基本であると考えられます。
そして専門的な授業に取り組む基礎的な力であるジェネリック・スキルを高めることは、授業の質をも高めることにつながります。
すなわち本取組は大学における教育の質を高める為の試みでもあり、FD・SDといった大学全体が抱える課題とも直結し、多様な大学の授業力・教育力向上といった教育改革に資する部分が大きいと考えます。 |
|
|